あたらしい世田谷

世田谷区民に伝えたい「あたらしい動き」をくみん手帖編集部がご紹介。施設、イベント、取り組みなど遊びから暮らしに役立つものまで。

2013.10.17

ギャラリーと写真館が融合した「APART GALLERY & LIBRARY」オープン

2013年9月21日、用賀駅から徒歩圏内に、ギャラリーと図書館が融合した交流型空間「APART GALLERY & LIBRARY(アパートギャラリー&ライブラリー)」がオープンしました。オープニングレセプションには総勢150人もの人が駆けつけたという同スペースを主宰する、チーフキュレーターの中村風詩人さん(写真家)とチーフディレクターの福永夕太さんにお話を聞きました。
[10月の特集] 芸術の秋、世田谷でアートを楽しもう

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瀬田地区から、世田谷を代表するようなアートスペースを

「APART GALLERY & LIBRARY」は、環八の瀬田交差点近くにある、誰でも展示会を開いたり、会議をしたり、ワークショップを開いたりできるオープンスペースで、壁面の本棚には建築関係の本や写真集が並んでいます。プロジェクターを使って映画鑑賞会や小物展示、写真展などにも利用できる、ギャラリーと図書館が融合した遊び&交流空間です。

「世田谷の用賀から田園調布あたりの文化施設というと、世田谷美術館がすぐに思い浮かぶのですが、特にこの用賀のあたりって、文化施設がないんですよね。でも、感度の高い人はたくさん暮らしている。そんな瀬田地区から、世田谷を代表するようなアートスペースを発信したいと考えているんです」(福永さん)

アートを身近に感じることのできるスペースに

1階には14メートルほどあるギャラリースペースと、3階には展示空間・ライブラリーがあり、300冊の写真集と300冊の建築関係書が並びます。

「隠れ家のようなアパートに来て写真集を読んだり、絵や写真を部屋に飾ってみたり、生活がアートすると毎日が少しずつ楽しくなってきます。この3階のギャラリーは1日5,000円と、誰でも借りれるような料金設定にしています。友人や知人と借りてもいい。表現したい人、発信したい人、それぞれの想像力のうつわになればいいなと思っています」(中村さん)

福永さんには2人のお子さんがいるようで、「普段からアートの“空気”とたくさんの大人に触れて育つって豊かですよね。自分が子どもの頃にこんな空間が身近にあったら…」と福永さんは言います。

交流型空間につけられた「APART」って?

「APART」には、文字ひとつひとつに意味が込められています。

A:ARCHITECTURE 建築の図書館にフラリと立ち寄ってください、雨宿りをするようなお気持ちで
P:PHOTOGRAPH レンズを通して写真家の眼に写る世界。視点を変える先人の知恵があります
A:ART 生きるために必要なのではなく、生きることを楽しむために必要なものだと思います
R:RENOVATION 生活が変化する化学反応。プラスやマイナスではなく、日常が変化する瞬間
T:TRAVEL 旅をしないと空を見上げない。いや、旅をしたから空を見上げたのだと思う

2014年3月には、「第一回公募世界旅写真展」があるのだとか。旅の魅力を伝えるとともに、ギャラリーとして初めての公募展に。一切の負担なく、宣伝・額装・展示・ポストカード制作をアパートギャラリーが行ってくれるそうです。

イベントや展示のあるときに訪れて、雑貨を見たり、図書館に立ち寄ったり、ちょっとお茶をして帰る…。暮らしのなかで、ふらりと立ち寄れるアートスペースを、あなたも暮らしのなかに取り入れてみませんか?

営業時間などの詳細情報は、アパート公式twitterにてチェックしてくださいね。

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施設概要

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紹介者プロフィール

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増村 江利子

国立音楽大学卒。Web制作、広告制作、編集を経て現在はフリーランスディレクター。一児の母。主なテーマは、暮らし、子育て、食、地域、エネルギー。毎日を、ちょっぴり丁寧に暮らしたいと思っています。

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