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あたらしい世田谷

世田谷区民に伝えたい「あたらしい動き」をくみん手帖編集部がご紹介。施設、イベント、取り組みなど遊びから暮らしに役立つものまで。

2014.08.08

家族の笑顔を支える新しい医療文化「ドナルド・マクドナルド・ハウス」

小児患者に付き添う家族のために、病院のすぐそばに建てられ、かつ低料金で滞在することができる施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をご存知ですか? この施設の運用はすべて寄付やボランティアで成り立っています。世田谷をはじめ日本では9ヶ所に開設。市民から生まれ市民に支えられる医療として注目の取り組みをご紹介します。

「第二の我が家」と思ってもらえるよう温かい雰囲気づくり

「第二の我が家」と思ってもらえるよう温かい雰囲気づくり

自宅から遠く離れた場所で病気と闘う子どもと家族がいます

「もしも子どもが高度医療を必要とする病気になったら」
家族は、最善の治療を受けさせたい、病気と闘う子どものそばにいたいと考えるものではないでしょうか。病気という大きな不安を抱えながら、付き添う家族が受ける精神的・肉体的・経済的な負担は計り知れません。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、このような家族の不安をひとつでも減らし、安らげる滞在施設が病院の近くにあったら…、という思いから1974年にフィラデルフィアで誕生しました。その活動は世界中に広まり、2014年3月現在までに世界34ヶ国335ヶ所に開設されています。

日本で最初に誕生した「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」

国立成育医療研究センター敷地内(世田谷区大蔵)にある「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」(以下、せたがやハウス)は、2001年に日本で第1号のドナルド・マクドナルド・ハウスとして開設。以来、延べ8,500家族(21,500名)が利用してきました。

子どもに付き添う多くの家族は、気を張り詰めたままで充分な睡眠をとらず食事も簡単に済ませるなど、限界まで無理をしてしまいがちです。せたがやハウスでは、キッチンやランドリーなどの共有スペース、プライバシーの守れるベッドルームを完備。そしてスタッフの皆さんは、ご利用になる家族が少しでもくつろいで過ごせるように、そしてせたがやハウスを「第二の我が家」と思ってもらえるよう温かい雰囲気づくりを心がけているそうです。

利用者の皆さんからは「辛い治療の中、せたがやハウスはホッと一息つかせてくれる唯一の場所」「自分は一人じゃない、見守ってくれる方がたくさんいることで頑張れます」の言葉の通り、病気と闘うお子さんとその家族にとって必要な場所となっています。

一方、施設は常に満室のことが多く、2013年は175家族(申込者全体の17%)に利用をお断りしなければならない状況と、設立13年目を迎え設備や建物の老朽化が問題となっています。

選べる豊富なサポート

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の運営は、ボランティアや寄付によって支えられています。全国のマクドナルドに設置している募金や寄付金、日常的な備品の寄付、ボランティアの募集など、サポートの形はいろいろ。ライフスタイルに合わせたサポートが選べるなど参加しやすい仕組みとなっています。

せたがやハウスでは、2014年7月1日~2015年7月31日まで、施設の増室・修繕工事基金を募る「増室および修繕工事募金委員会」を設置しました。少しでも多くの家族が滞在できるよう、2部屋増室して23室にするため、基金への募金・寄附のご協力をお願いしています。

[基金に関するお問い合わせ]
ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや
東京都世田谷区大蔵2-10-10(国立成育医療研究センター敷地内)
03-5494-5534
http://www.dmhcj.or.jp/

施設概要

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世田谷くみん手帖編集員

世田谷の旬なヒト・コト・モノを見つけて区民のみなさんにお届けするために、日々、世田谷の街をリサーチ中!

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