「もったいないボランティアプロジェクト」とは
「一般財団法人もったいないボランティアプロジェクト」(以下略、MVP)では、不用品を無料回収し、主に海外向けのリユースを行っています。
さらに、MVPでは、リユースの活動をとおして、障がい者の就労支援や海外の孤児院への支援などの社会貢献を行っています。例えば、障がい者の雇用創出のために、就労支援施設に分別や梱包作業を委託しています。また、途上国の子どもたちの学習支援のため、リユースの収益の一部をミャンマー等の孤児院へ寄付しています。活動は、SDG’s17項目中12項目に該当しています。

MVPの利用方法

京王線芦花公園駅近く、旧甲州街道沿いの事務所。駐車場も有り、お持ち込み等に便利な立地です。
MVPへの利用方法は、不用品を、店舗に直接持ち込むだけです。お車でのお持ち込みの場合は、店舗横に駐車場があります。回収作業はすべて無料です。大きな家具や量が多い場合は、MVPの車で無料回収も行っています。回収を希望される方は、まず電話でご相談、ご予約をお願いしています。

ご高齢の方や大きな家具類や個数が多い場合は、ご相談しながら、車で回収にお伺いしています。
MVPでは、お客様と直接お話するので、特にご高齢の方から安心してご利用いただいているそうです。引越し、遺留品整理、子どもの成長にともなう不用品が持ち込まれることが多いそうです。いつでも持ち込めて、分別の手間もなく、簡単な手続きで回収してもらえる気軽さが人気です。MVPの社会貢献に共感し、リピートで利用される方も多いようです。

リユース品として回収出来る基準があります。お気軽にお問合せください。

お持ち込みや大きな物の引き取り依頼にスタッフが対面で説明しながら受付ます。

この日も沢山の品々が持ち込まれ、寄付されました。

回収された品々は寄附品として約50品目に細かく仕分け、梱包します。その後、国内外のリユース市場へ出荷、販売で得た収益金は途上国の子どもの支援金として活用しています。

持ち込まれ、寄付された洋食器類。海外では人気のリユース品となります。
世田谷での地域貢献について
MVPは、世田谷の事業所を開き1年が経ちました。MVPを利用したお客様の口コミにより、近隣の団地や自治会、今では回収エリアが世田谷区だけでなく、更に範囲が広がりました。
そしてMVPでは、この世田谷で、地域の安全・防災に貢献する活動も行っています。店舗を「かけこみ110番」として、何かあった時に子どもが緊急で避難することができます。また、区内の地域防災に関するNPO等が集まるネットワーク活動にも参加し、災害時の衣類や物品提供で地域に貢献します。さらに、普段より店舗にあるテーブル席を開放、ウォーターサーバーの水を提供し、地域のお休み処としても、いつでも気軽に利用できます。

窓辺のテーブルセットは街のお休み処に。ちょっと一服できる様、ウオーターサーバーでお水の提供をしています。壁にはMVPの海外支援の様子をパネルで展示。また、子どもたちの緊急時の避難場として「かけこみ110番」シールを貼り、地域の子ども達の見守りにも努めています。
芦花公園事務所部長の鈴木さんは、「この活動をしていると、物品と一緒に感謝のことばが添えられてきます。みなさんの思いが詰まった品が、次の誰かに役立つことが嬉しいと綴られています。また、今後は、地域の小学校や中学校子どもたちにも、このリユース活動を見に来てもらい、理解してもらいたいと考えています。」と話します。

ごみ削減、リユースの活動を通じ、次の誰かに役に立ちたいという思いが沢山寄せられます。この活動がもっと地域で根付くよう、また地域にも貢献できる様に活動していきます。と熱く語る鈴木部長
「さらに、将来的には、不用品をより多く回収し、区内の障がい者施設に、定量的にお仕事として依頼していきたいです。」と笑顔で語る鈴木部長。

現在はスタッフによる丁寧な梱包作業。今後はこの作業の定量化を図り、区内の障がい者施設等へ委託、就労支援に繋げていくことが目標です。
皆さんも身近にある使わなくなった不用品で、次の誰かを豊かに支える活動に参加しませんか。

お手元の不要になった品々をゴミにしないで、誰かの役に立つ活動。MVPを利用して気軽に始めてみませんか。スタッフ一同、お待ちしています。
◆一般社団法人もったいないボランティアプロジェクト 芦花公園事業所
営業時間 10:00~18:00 火曜日定休
TEL/FAX 03-6909-1827
住 所 〒157-0062 世田谷区南烏山3-5-14