2022.07.28
【終了】北沢 ミカン下北グランドオープン記念 下北沢で働きたくなる実験イベント開催「I am working in Shimokitazawa」
7/28(木)下北沢駅高架下施設「ミカン下北」グランドオープン。8/1(月)~8/5(金)実験イベント「I am working in Shimokitazawa」実施。
世田谷で行われたイベントやワークショップなどの体験レポート。くみん手帖編集部およびくみんライターが参加した感想や、当日聞いたお話、エピソードなどをご紹介。
コロナ禍をきっかけに、食の子育て支援「こども弁当プロジェクト」をおこなう「一般社団法人ハイコラ」が、「食」や「環境」を未来の子ども達の為に、大切にしてゆく地域づくりの一環として主催したイベントをレポートします。
2021年11月 28日、三茶ふれあい広場では、子育て、食と農産地、自然環境等に関わる活動団体や、「三軒茶屋銀座商店街連合組合」の方々が協力したイベント「種‐継ぎの食‐」が開催されました。当日はオープンマルシェやトークイベント、ワークショップが行われ、たくさんの人が訪れました。
オープンマルシェには、北海道、栃木、千葉、埼玉、静岡の生産者の方々が運んできた、自慢の農産物が並びました。訪れた方は、新鮮な野菜や果実を手に取りながら、イベントのテーマである「種」や「土」の特徴などを生産者と会話しながら買い物を楽しんでいました。
ワークショップでは、「彩ろう!ワタしたちの世田谷~世田谷・綿花プロジェクト」※注1の共催者、純オーガニックコットン専門店「Made in Earth」による、綿花から糸紡ぎ体験が開催されました。
子ども向けワークショップとして、東京都西多摩のスギやヒノキの葉や松ぼっくりをふんだんに使った、香りよいクリスマスリースづくりも開催されました。ワークショップをおこなった農業コミュニティ「ヤマネファーミング」からは、リースの土台となる蔓植物が、植樹林の立ち枯れの問題を起していることについて、お話を聞くこともできました。
「種」は食の根源であり、未来への架け橋。未来に続くには、種を通じて行動を繋げていきたいということで、オーガナイザーである「一般社団法人SEEDS OF LIFE」代表 ジョン・ムーア氏の呼びかけの元、各生産者や来場者が大事に継いできた種を持ち寄って、「Seed Exchange(種交換)」が実施されました。ただ種を交換するのではなく、育てて食べ、その種をまた育てることによって、未来への情報となって受け継がれ、世界中に拡散されていく第一歩となる貴重な交換会です。
また、ステージトークでは、ジョン・ムーア氏と各地の生産者や東京農業大学の学生、農家とシェフとのクロストークが実施され、「種の図書館を作っていこう!」という話題が出るなど、未来へ「種」を継ぎ、「食」について一緒に考え、語り合う場となりました。
【注1】彩ろう!ワタしたちの世田谷~世田谷・綿花プロジェクト
世田谷おもてなし・交流・参加実行委員会が主催。2021年、参加した区民が、配布された綿花の種を自宅で栽培し、さらにその様子をSNSシェアして、離れながらもその楽しみを共有し、つながるプロジェクト。近年、栽培時の農薬や化学肥料の使用は国際的にも問題となり、それらに頼らない安全なオーガニックコットンへの関心が高まっている。
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ハイコラ ママさんライター
子供からシニアまで支え合える地域づくりを目指し、「おむつ替えMAP」の制作、「三茶テイクアウト」、「松陰通りテイクアウト」WEBサイト制作、「せたがやこども弁当」等の、親子と地域を繋ぐ子育て支援活動しています。
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