肌寒い日が増え、日に日に秋の気配も深まってきました。この季節、世田谷ではさまざまなアートイベントが行われます。今月の特集は“世田谷でアートを楽しむ”。イベント情報やアートを通した取り組みを一部ご紹介します。また、世田谷には、アートギャラリーやギャラリーカフェも沢山あり人々に愛されてきました。この季節、あなたもアートに触れてみませんか。
2013.10.26
誰もがやりたいことをやるための場所。世田谷233中根さん
ガタンゴトンとゆっくりと住宅街を走りぬける世田谷線・若林駅のすぐ近くに位置するギャラリー「世田谷233」。ここは、ボックスタイプのスペースを貸し出している、ギャラリー&カフェです。ボックスには、ガラス作品や写真、手芸作品など思い思いの表現が並びます。また、イベントも数多く開催しコミュニティ・スペースの働きも担っています。世田谷線を横目に、オーナーの中根大輔さんにお話を伺いました。
[10月の特集] 芸術の秋、世田谷でアートを楽しもう
2013.10.30
ダウン症の人たちが描きだす、調和と明るさにあふれた世界
世田谷区経堂の住宅地に、ダウン症の人のための絵画教室「アトリエ・エレマン・プレザン」があります。「ダウン症の人たちの絵に共通している調和的でポジティブな作風は、彼らの内面にある世界が表れたもの」と代表の佐久間寛厚さん。絵を指導するのではなく、彼らのリズムにまかせて自由に描いてもらうことを大切にしてきました。彼らの描くアートだけでなく、その世界観から、多くの人々に生き方や未来への新しい可能性を感じてほしいと話します。
[10月の特集] 芸術の秋、世田谷でアートを楽しもう