2022.04.25
世田谷発!難聴の娘さんから始まった「ことば」を覚えるアプリ“Vocagraphy!”(ボキャグラフィー)
“ことば”を楽しく・早く・たくさん覚えられるようにするためのスマホアプリ“Vocagraphy!”。皆さんはご存じですか?世田谷に住む開発者の吉岡英樹さんにお話を伺いました。
世田谷での暮らしを、よりよいものにするための情報。区民の衣食住に関わる取り組みやサービス、町の景観、子育て、町づくり、多世代交流の話など。
集まった仲間で食卓を囲み、好きな時間を過ごす「楽ちん堂カフェ」。「誰でも受け入れる」がモットーの居心地良いコミュニティカフェをご紹介します。
「楽ちん堂カフェ」は、野毛2丁目、多摩川のすぐ脇にあります。1階にふたつの大きな空間と台所。2階は個室があります。木材がふんだんに使われた室内は天井も高く、植物も置かれ、ゆったり居心地がよい空間です。82歳のみちよさんの作る手作りのカフェメニューは、ほっこりとした家庭の味そのもので、大好評です。※1
「Gorron(ゴロン)」とはスペイン語で「居候」という意味です。楽ちん堂には、子どもや大人、たくさんのゴロン連たちが、サードプレイスとして過ごしに来ます。その中に、子どもと家族の居場所づくりの活動「ゴロンキッズ&ファミリー」があります。不登校、発達凸凹・ひとり親家庭の主に小学生たちが、月会費制で日中利用することができます。 (※2) 正午から日没まで利用し放題、サロンの飲食も自由、オンラインサロンの招待やイベント割引等があります。
また、一部の保護者たちは「母ちゃん隊」として、子どもたちと日常を共に過ごし、お手伝いに加わっています。Gorron Projectでは、子どもだけでなく、家族にとっても、幸せは何なのかを考えながら、互いの関係を築いています。
「スタジオゴロン」では表現活動の一環として月1回、「オールジェネレーションズ発表会」の開催や、野菜のマルシェを実施しています。様々な障がいを持つ人々が、成人した後にどのように豊かに生きていくかを考えながら、生活や就労のあり方を本人と一緒に作る場となっています。
「せめて週一回は集まろう」と土曜日は高齢者サロン活動を開催しています。皆で集い、何気なく過ごし、それぞれの幸せを見つける事が目的です。遠方から通う方も多く、お料理、本づくり、ラジオづくり、お芝居、子どもたちの話し相手などの活動を楽しんでいます。
もともと、ある俳優の稽古場だった楽ちん堂。演出・マネジメントを行っていた森田夫妻が、活動拠点に集まる人々の声に応えて、特定非営利活動法人ら・ら・らを立ち上げました。地域に寄り添い、民間運営の「総合福祉の家」を目指し、様々な人の居場所となるよう活動を続けています。
楽ちん堂カフェでは、高齢者、親子、障害をもつ青少年までが多様に関わり合います。それはまるで大きな家族のようです。「必要とする人がいれば、24時間受け入れます。」と理事長の森田さん。
楽ちん堂カフェは、毎日人が集まり、仲間になってひとつのテーブルを囲み、美味しいものを食べる。調理、準備、片付けをしたり、見守りや話し相手になったり。何かしらできることを、自分がやれる範囲で協力し合います。
「楽ちん堂カフェ」でともに過ごし、何かを創りに来てみませんか。きっと大家族のように、にぎやかに迎え入れてくれます。
※1 楽ちん堂カフェメニュー
日替わりランチ 600円、コーヒー 500円ほか (ご用意がない場合もございます。事前にお問合せください)
※2 ゴロンプロジェクト
利用料 小学生以上 月額3,000円 (経済的に事情がある方はご相談ください)
運営:特定非営利活動法人ら・ら・ら
Mail rakuchindo.info@gmail.com
住所: | 世田谷区野毛2-28-23 |
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電話番号: | 03-3702-8468 |
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ハイコラ ママさんライター
子供からシニアまで支え合える地域づくりを目指し、「おむつ替えMAP」の制作、「三茶テイクアウト」、「松陰通りテイクアウト」WEBサイト制作、「せたがやこども弁当」等の、親子と地域を繋ぐ子育て支援活動しています。
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