2013.02.05
ここが東京? エアポケットのような癒しスポット
煮詰まった、仕事や家事が一段落した、そんな時は気分を変えるためにちょっとだけ、「ほっ」とできる場所に“逃避”したくなりませんか? わざわざ遠くに行かずとも、ご近所で都会の喧騒から解放されたらうれしいですよね。花を愛で、緑に癒され、足元を見れば木の実がたくさん転がっている…。ここ、本当に東京?と思える、エアポケットのような場所をご紹介します。
くみんライターのみんなが、自信を持っておすすめするテーマ別のスポット集。日々の暮らしから特別な過ごし方まで、くみんの視点でおすすめをご紹介。
世田谷区にはたくさんの農家があるのをご存知でしょうか?世田谷区の農地面積や農家戸数は、23区内では練馬区に次いで2番目の規模なのです。さらにその約8割の農家は、50a(アール※1)未満の小規模経営のため、特定の農産物を大量に生産し、市場に出荷するのではなく、個人直売所やJAの共同直売所などで販売しています。直売所があることはご近所には知られていても、それ以外は、農地の存在すら知らない方も多いのではないでしょうか。都市型”地産地消”を体験できる世田谷の農家めぐりをしてみませんか?今後季節ごとにおすすめの情報をご紹介していきます。
※1 1ha(ヘクタール)=100a
※文中の数値は区発行の「せたがや農業通信」を参照しました。
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ブルーベリーつみとりの際の注意点
・料金/100g250円(量り売り)
・虫よけなどはご自身でご用意ください。
・その日の収穫分がなくなり次第終了となります。
・駐車場はありませんので車での来園はできません。
・作柄・生育状況により、収穫量・時期の変更があります。詳しくは、各農園にお問い合わせください。せたがやコール:03-5432-3333
砧エリア:用賀
砧公園付近の東名高速道路から、公園と反対側の南に一本入ると静かな住宅街になります。ブルーベリー色をしたのぼり旗が坂道の一角に現れ、こちらが目印です。農地は小さめですがブルーベリーの木がたくさん並んでいるのが榎本農園。 二箇所に農園を持ち、ブルーベリーのつみとりの他に、野菜も栽培しています。農園で採れる新鮮な野菜が、直売所に並びます。ナスにモロヘイヤ、つみとりがない日はブルーベリーを購入することもできます。この夏のブルーベリーつみとりは7月27日、8月3日、8月10日の土曜日を予定。区内でも一番長くつみとり体験を開催している農園です。
砧エリア:成城学園前
成城学園前から二子玉川行きのバスに乗り5駅目「次大夫堀公園前」で下車し、徒歩8分ほど歩いたところに西山農園はあります。交通の便はあまりよくないですが、農園のまわりには約36,000平方メートルある次大夫堀公園があり、昔ながらの商店がかき氷を販売していたり、世田谷散策を楽しめるスポットです。農園では、ブルーベリーの収穫作業を体験でき、公園では世田谷の農家の暮らしを見学するができます。子どもたちと夏休みにどこへ出掛けようか迷っている方におすすめです。西山農園でもブルーベリーつみとりを開催しており、今年は7月27日、8月3日の土曜日を予定しています。
砧エリア:成城学園前
前述したとおり世田谷の農園は農地面積が小さいものが多いため、取り扱っている野菜も種類に限りがあります。そんななかで珍しく広い敷地を誇るのが石井農園。広さを活かして、さまざまな種類の野菜を栽培し、たくさん販売しているのがうれしいところです。私が訪れた7月のとある日には、ナス、キュウリ、トマト、インゲン、ゴーヤ、枝豆、トウモロコシ、オクラと夏野菜が勢ぞろい。また、毎週水曜日には自家製天然酵母、国産小麦100%のパンを販売しているそうです。天然酵母の安心なパンとおいしい野菜で食欲のない夏をおいしく過ごしてみてはいかがでしょう?
住所: | 世田谷区岡本1-19 |
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最寄り駅: | 用賀 |
住所: | 世田谷区喜多見4-4 |
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最寄り駅: | 成城学園前 |
住所: | 世田谷区喜多見1-8 |
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最寄り駅: | 成城学園前 |
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