みんなのおすすめリスト

くみんライターのみんなが、自信を持っておすすめするテーマ別のスポット集。日々の暮らしから特別な過ごし方まで、くみんの視点でおすすめをご紹介。

2013.02.05

ここが東京? エアポケットのような癒しスポット

煮詰まった、仕事や家事が一段落した、そんな時は気分を変えるためにちょっとだけ、「ほっ」とできる場所に“逃避”したくなりませんか? わざわざ遠くに行かずとも、ご近所で都会の喧騒から解放されたらうれしいですよね。花を愛で、緑に癒され、足元を見れば木の実がたくさん転がっている…。ここ、本当に東京?と思える、エアポケットのような場所をご紹介します。

ユリの木公園

世田谷エリア:豪徳寺駅・山下駅

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季節の花を楽しめる、レンガ舗装の「ほっ」とスポット

世田谷線の山下駅を背にして伸びている、北沢川緑道の約400mほどがユリの木公園。まっすぐと立つユリの木、その向こうに広がる青空を眺めながら歩けば、日常の悩みなんていつの間にかどこかに飛んでいってしまいます。ユリの木は「チューリップツリー」といわれ、それは毎年6~7月にチューリップのような形の花が咲くことから。上の方で開花するので、初夏になったらよーく見上げて探してみてくださいね。

世田谷城址公園(せたがやじょうしこうえん)

世田谷エリア:宮坂駅

小さいけれど、森林浴が味わえる小高い公園

少し急な公園の斜面を登るのはちょっとしたハイキング気分。夏には、なんとクワガタやカブトムシが出現するそうで、これにはちびっこも大喜び!(でも都会の中の貴重な存在なので、観察するだけに留めておきたいものですね)。秋にはクヌギの実が転がっており、郷愁を誘います。冬の公園もいいもので、大木が生い茂る空を見上げて思いっきり深呼吸すれば、澄んだ空気の中に緑の香りを感じて気分もリフレッシュ。まるで深い森の中にいるような気分になります。

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万葉の小径(まんようのこみち)

世田谷エリア:宮坂駅

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四季折々の花を愛でながら、万葉の昔に思いを馳せる

烏山川緑道の一部、鷗友学園脇の約100mには、万葉集に登場する草花や木々が生い茂っているます。春のヤマブキやサクラ、夏のアジサイやムクゲ、秋には栗の実がなっているのも見られ、四季折々の変化が楽しめます。それぞれの花にちなんだ万葉集の歌のプレートが掲げられています。プレートには万葉植物名が書かれているので、かわいらしい花を愛でながら、ちょっとした豆知識が得られます。のんびり歩いていると、いにしえの万葉人になった気分?!

施設概要

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紹介者プロフィール

miaozi

中学・高校は世田谷区内の女子校で青春を送り、それから○年を経た現在も世田谷の中をうろうろしている。自転車と山登り、時々お酒を愛する。

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