2023.12.08
上用賀 待望の再開! 生まれ変わった馬事公苑を紹介します
2017年から7年にわたって休苑し、改装工事を行っていた馬事公苑がついに再開しました。2023年 11 月3〜5日に行われたリニューアル記念イベント期間の来場人数は、なんと合計6万5,000人。この日を待ち望んでいた区民の方も、多いのではないでしょうか。そこで早速、新生・馬事公苑をぐるりと一周。その魅力や、おすすめの穴場スポットをお伝えします。
世田谷での暮らしを、よりよいものにするための情報。区民の衣食住に関わる取り組みやサービス、町の景観、子育て、町づくり、多世代交流の話など。
地域のママ達が始めた、気軽に立ち寄り、おしゃべりが出来る“ひろば”の紹介です。
お腹に命を授かる妊婦さんが集う「ゆっくり広場」。
コロナ禍、妊婦さんの緊張感や不安感は大きく、母親教室や外来での相談しても、限られた時間で思うように話ができないこともあります。このような妊婦さんを応援したい。妊婦さんにはゆっくりとした気分で過ごしてほしいと支援活動されているサロンが三軒茶屋にあります。本来は、毎月第3金曜日に定期的に開催されていますが、今はコロナ禍により、オンラインで開催されています。
今回、世田谷区内に住む先輩ママ達で運営されている子育てサロン”おきらくごきらく広場”がプロデュースしている、妊婦さん向けのサロン「ゆっくり広場」の代表である松岡ゆう子さんにお話を伺いました。
子育てサロンを始めたきっかけは、松岡さんご自身が、産後ケアセンター等で数人のママ達と「子連れママでも気軽に行ける場所、きょうだいを連れて行ける場所、まちの情報交換ができる場所、まちに住む先輩ママに会える場所があったらいいよね」とおしゃべりしたことでした。
ママ達のリアルな声を聞き「ならば作ってしまおう!」と、松浦さんは活動を始め、2016年に世田谷社会福祉協議会の地域支え合い事業として、子育てサロン”おきらくごきらく広場”を開設しました。
”おしゃべりの場”として始まった子育てサロンでしたが、次第に地域の方からも「応援したい」と協力を頂き、様々なイベントが開催され、輪が拡がっていったそうです。活動の中、松浦さんは育児中のママさんから「辛くなる前にもっと早く来れば良かった。妊婦の時から知っておきたかった」という言葉を何度も受けた事をきっかけに、2019年には”妊婦さん”を中心にしたサロン”ゆっくり広場”を立ち上げました。
コロナ禍により、”ゆっくり広場”は、オンラインで開催されています。。
実際にオンラインに参加したママから「大人と話ができて嬉しかった」「近所のママと話ができてよかった」「地域の人と繋がれて心強い」「SNSに惑わされてしんどかった」「私だけが辛いんじゃないと知れてほっとした」「些細なことも聞けて嬉しかった」というご意見と共に「オンラインということで初参加へのハードルが下がりました」などの声もあってオンライの利点も感じられたそう。サロンは、しばらくの間、オンラインでの開催予定とのことです。
今回お話を伺った「ゆっくり広場」は三軒茶屋エリアでの開催ですが、実は世田谷区内にはたくさんの子育てサロンがあって、誰でも気軽に参加することが出来ます。子育ての悩み相談、地域のママ達との情報交換をしたい方、この子育てサロン”ゆっくり広場”をご利用されてはいかがでしょうか。
世田谷区社会福祉協議会のホームページより検索することが出来ますのでご覧ください。また詳細は各サロンに問い合わせてみてください。
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街のおかあさん
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