あたらしい世田谷

世田谷区民に伝えたい「あたらしい動き」をくみん手帖編集部がご紹介。施設、イベント、取り組みなど遊びから暮らしに役立つものまで。

2022.07.25

本の新しい楽しみ方、世田谷区電子書籍サービス

世田谷区立図書館の電子書籍サービスをご紹介します。

電子書籍サービス注目の理由

コロナ禍で、本好きの皆さんの中には、お気に入りの本屋さんや図書館に足が向かなくなった方も多いのではないでしょうか。そんな今、図書館に行かなくてもパソコンやスマホで本を借りて読むことができる電子書籍サービスが注目を集めています。

世田谷区の電子書籍サービスとは

世田谷区電子書籍サービスのwebサイト(トップページ)

2020年11月より、世田谷区立図書館では、「電子書籍サービス」を提供しています。
電子化された本をインターネット上で借りて読むことができるサービスです。24時間365日いつでもどこでも1万2千冊の蔵書から借りることができます。区内に住んでいる方やお勤めの方、通学している方が利用できます。

有料で電子書籍を読むサービスは数多くありますが、このサービスはどれだけ利用しても無料です。また、電子化された本なので、本によっては文字を大きくしたり、音声で文字を読み上げてくれたりと便利です。家事や通勤などの日常で、ビジネス書で勉強したり小説を楽しむなど活用することができます。

左のメニューから好みの機能を選んで使えます。

左下の「SPEAK」ボタンを押すと、音声で文字を読み上げてくれます。

 

利用方法

なお、この電子書籍サービスの利用には、「図書館共通利用カード」とは別の登録が必要です(専用ID、パスワード)。世田谷区立図書館・図書室・図書館カウンターで運転免許証など本人を確認できるものがあれば、その場で登録して、すぐに利用開始できます。貸出数は2点まで。貸出期間は2週間です。
使い方は簡単、まずサイトで借りたい本を探します(「試し読み」できるものもあります)。見つけたら、「借りる」ボタンを押すだけで借り出し完了、すぐに読み始められます。他の方に貸し出されている本は借りられません。その場合には「予約」ボタンを押して順番待ちとなります。
読み終わったら、「返す」ボタンを押して返却完了です。なお、返却期限が来ると自動的に返却されます(返却忘れがありません)。

登録手続は2〜3分で完了

発行されたIDとパスワードでログイして、すぐに利用できます。

図書館担当者の方より最近のおすすめ

世田谷ゆかりの作家
北原白秋、坂口安吾など、世田谷に縁のある作家の本が「世田谷にゆかりの作家(青空文庫)」として取り揃えられています。紙の本で絶版になったものもあり、字が小さく古く変色した紙の本よりも読みやすくなっています。

中高生の読書のきっかけに
中高生に、読書を始めるきっかけにしてもらうための、「ティーンズ向け」や「部活物語」などの特集コーナー(TOPページ)。マンガで読む憲法や歴史の本などもあり、中高生だけではなく大人でも読みたくなります。

 

本の新しい楽しみ方の一つとして

私も実際に使ってみて、とても便利だと感じました。今後は、外国語の本など、電子書籍の数がさらに増えるということで楽しみです。「世田谷区電子書籍サービス」を、もしご存じない方がいらっしゃいましたら、本の新しい楽しみ方の一つとして、是非利用してみてください。

世田谷区電子書籍サービス
URL https://web.d-library.jp/setagaya/g0101/top/

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紹介者プロフィール

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世田谷くみん手帖編集員 浦和ポンポコ

大阪府生まれ。翔んで埼玉の地から憧れの世田谷区で働かせていただいてます。 銭湯と居酒屋をこよなく愛しています。草深い埼玉で腹鼓を打つ「ポンポコ狸」の視点からハイセンスな世田谷を見ていきたいと思います。

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