2012.10.01
ここは世田谷区世田谷1丁目。上町「栄寿司」山本正裕さん
第1回目に登場した「味とめ」の女将・辻教子さんにご紹介いただいたのは、48年前に三軒茶屋のすずらん通り商店街から、上町の桜栄会商店会(通称、ボロ市通り)に移転した「栄寿司」。大将の山本正裕さんに、世田谷の暮らしと世田谷に伝わる歴史を語っていただきます。
長く住まう区民の話から、街の歴史を知るおもいでの世田谷。時を刻んできた街の片鱗や、今はなき姿が見えてくる。
【終了】~6/20世田谷美術館 展示再開、6/8~併設レストラン再開。
※企画展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト展」の展示紹介や美術館を楽しむスペシャルムービー等を公開中です。是非、下記のサイトからご覧ください。
6月20日まで世田谷美術館で世界的建築家アルヴァ・アアルトと妻のアイノ・アアルトの作品を集めた展覧会「アイノとアルヴァ二人のアアルト フィンランドー建築・デザインの神話」が開催されています。
アルヴァと共に建築家・デザイナーとして活躍したアイノ。今回、これまであまり知られていなかったアイノの存在に注目して、建築や家具から、ガラス器まで様々な作品から、二人のデザインの魅力を味わうことができます。
日本では「ムーミン」やサウナで有名なフィンランド。森と湖の豊かな自然に恵まれ、冬には11時ごろに日が昇ったかと思えば午後2時には日が沈み、気温も零下15度程度と過酷な世界です。そのため人々は、インテリアに気を配り、「おうち時間」を豊かに過ごしています。
洗練されたデザイン家具のアルテック、ポップで可愛いインテリア小物のマリメッコ、スタイリッシュなテーブルウエアのイッタラ等、フィンランドの家庭用品ブランドを思い浮かべる方も多いと思います。
二人は、シンプルであること、実用的であること、手ごろな値段で誰もが手に入れられるための量産化といった考え方を大切にしました。その上で木漏れ日が感じられるようなリビングルームや、波のような形の花瓶など、フィンランドの自然から感じとった要素を建築や日用品にデザインしていきました。シンプルで機能的ながら、どこか自然の優しさのあるデザインは、厳しい自然の中でもほっこりした「おうち時間」を楽しむフィンランド人の知恵とプライドを感じさせてくれます。
会期中、二人がつくった家具ブランド・アルテックと、二人のデザインしたガラス器を扱うテーブルウエアブランド・イッタラによる特設コーナー「アアルトデザインと暮らす」が設けられています。ここでは、二人がデザインした椅子に実際に座ることや、写真を撮ることもできます。
皆さんの大切な「おうち時間」をより豊かにするヒントが見つかるかもしれません。世田谷美術館で、北欧フィンランドの洗練された「おうち時間」を体験してみませんか?
日時
~6/ 20(日)まで 午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
休館日 毎週月曜日 ただし5/3(月・祝)は開館、5/6(木)休館
会場
世田谷美術館 1階展示室 (世田谷区砧公園1-2)
観覧料
一般1200円、65歳以上1000円、大高生800円、中小生500円
日時指定予約制
https://www.e-tix.jp/setagayaartmuseum/
【期間限定チケット】一般1000円、65歳以上800円
3/ 20(土)~4/23(金)ご来場の方限定のお得なチケットです。
主催
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
共催
公益財団法人ギャラリー エー クワッド
特別協力・協力
アアルト・ファミリーコレクション、アルヴァ・アアルト財団
後援
フィンランド大使館、フィンランドセンター、世田谷区、世田谷区教育委員会
企画協力
S2株式会社
協賛
フィンエアー、フィンエアカーゴ、アルテック、イッタラ
展覧会のご案内
050-5541-8600(ハローダイヤル)
詳しくは企画展公式サイトをご覧ください。
https://www.aino-alvar.com/
◎「アイノとアルヴァ 二人のアアルト展」スペシャルムービー
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/digital/setabi_channel/
◎「世田美ビジュアルコンテンツ」
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/digital/
併設のレストラン「ル・ジャルダン」では、企画展開催中、北欧をイメージした企画展コラボメニューを提供しています。(1日限定10食)
北欧風のフレンチ料理。爽やかな風味と食感の三浦野菜とサーモンの春のカクテルサラダ。北欧の森と焚火をイメージした3種のグリルドソーセージ。フィンランドの”トナカイシチュー”をイメージした牛肉と三浦野菜の煮込み。フィンランドビール・ラピンクルタがとても合います。
展覧会のあとは、ル・ジャルダンで北欧風フレンチ。春の砧公園を眺めながら爽やかな時間を過ごしてみてはいかがですか。
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世田谷くみん手帖編集員 浦和ポンポコ
大阪府生れ。さいたま市浦和区在住。翔んでさいたまの地からあこがれの世田谷区で働かせていただいてます。銭湯とそのあとの居酒屋をこよなく愛しています。東京都で制覇した銭湯は百軒を超えました。草深いさいたまで腹鼓を打つ「ぽんぽこ狸」の視点からハイセンスな世田谷を見ていきたいと思います。
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