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砧公園 世田谷美術館企画展「つぐ minä perhonen」開催
世田谷美術館では、11/22(土)より企画展「つぐ minä perhonen」が開催されます。「ミナ ペルホネン」はブランドの創設から30年にわたり、手仕事や職人との協業を大切にしながら、暮らしのなかに永く息づき、時を重ねて深みを増すデザインを積み重ねてきました。その‟運動”ともいえる、ものづくりのありかたを「つぐ」という言葉が内包する多様な意味を通じて紹介します。洋服やプロダクトのほか、オリジナルのテキスタイルやそれらの原画などにより、100年先へと歩みを進める仕事と思想に触れます。
企画展 「つぐ minä perhonen」展
「つぐ minä perhonen」展 公式サイトより
服をつくるのも、ひとりの「私」。服を着るのも、ひとりの「私」。
「私」という意識が服をつくり、「私」という意識が服を着る。
ファッションはつきつめれば「私」だ。服というものと、人の気持ちが出会う場所。
『生きる はたらく つくる』 (皆川 明/つるとはな/2020年)
それぞれの人にとっての「特別な日常服」を30年間にわたって紡ぎだしてきたミナ ペルホネン。
皆川 明の「せめて100年つづくブランド」という想いには、一着の服をながく愛してほしいという願いがかさなりあいます。ミナ ペルホネンの服は、たゆまぬ手のはたらきを源泉にし、経験の時を湛えた職人たちとの丹念な対話の深みからうまれます。それはデザイン、素材、染、織、刺繍、縫製、手ざわりが溶けあった姿です。そして、私たちは言語を越えた共感をともないながら、そのゆたかさをふくんだミナ ペルホネンをまといます。
いま、私たちは暮らしのなかで、地球のことや平和のことに向きあいながら生きています。こつこつと積みあげ、はぐくんできた暮らしをたいせつにしようとする意識は、「私」をたいせつにすることそのものです。
ミナ ペルホネンがひたむきに耕してきたものは、たいせつにつくり、たいせつにそだてるという、人の知恵のひとつのありようを示し、それを体現する運動体のようにみえます。
「TSUGU」=つぐ。このみじかい言葉から、あなたは何を思われますか?
「私」という意識と、ミナ ペルホネンがつくりだす世界。たくさんの「TSUGU」をさがしてください。
◎イベントやカタログなどの詳細は、以下の公式サイトで順次お知らせします。
「つぐ minä perhonen」展 公式サイト https://tsugu.exhibit.jp/

展覧会告知ポスター(アートワーク:田中景子《スー ころん》)
会 期
2025年11月22日(土)~2026年2月1日(日)
10:00~18:00 ※入場は 17:30まで
休館日
月曜日、年末年始(2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土))は休館
※ただし、11月24日(月・振休)、1月12日(月・祝)は開館。11月25日(火)、1月13日(火)は休館
会 場
世田谷美術館 1・2階展示室(砧公園1-2)
観覧料
一般 1,700(1,400)円、65歳以上1,400(1,200)円、大高生800(600)円、中小生500(300)円、未就学児は無料
※( )内は20名以上の団体料金。事前に世田谷美術館まで電話でお問い合わせください。
※障害者の方は500円。ただし小中高大専門学校生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。
※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。
チケット販売
●公式オンラインチケットサイト https://www.e-tix.jp/tsugu/
●世田谷美術館チケット窓口(会期中の開館日に当日券のみ販売)
※オンラインでのご購入が難しい方、アーツカード等の各種割引をご利用の方は、美術館窓口で「当日券」をご購入ください。会場内混雑の際には、お待ちいただくことがあります。あらかじめご了承ください。
※オリジナルトートバッグセット券は公式オンラインのみ販売。
展覧会のご案内
050-5541-8600(ハローダイヤル)
主 催
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社
後 援
世田谷区、世田谷区教育委員会、J-WAVE
