おもいでの世田谷

長く住まう区民の話から、街の歴史を知るおもいでの世田谷。時を刻んできた街の片鱗や、今はなき姿が見えてくる。

2012.09.21

カルチャーの街で知る映像の魅力「下北沢映画祭」

9月21日〜23日に開催される下北沢映画祭。下北沢の街で映画や映像の魅力を発信するとともに、あらたな才能を発見するさまざまなプログラムが行われます。

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9月21日〜23日の3日間、「下北沢映画祭」が開催されます。下北沢というと、演劇や音楽の街というイメージが強くありますが、さまざまなカルチャーがあふれ、感度の高い人達が集まるだけに、あらゆる角度から映像を楽しむ土壌があります。そんな街の利点を活かして、映画や映像の魅力を発信しようと「下北沢映画祭」は始まりました。

今年で4回目となる「下北沢映画祭」は、成徳ミモザホールを中心にさまざまなプログラムが3日間に渡って開催されます。今年のキーワードは、「挑戦」。映画人のチャレンジングスピリットに触れるプログラムが用意され、特撮に挑戦したクリエイターとその作品にフォーカスしたトークショーや、特撮アイテムの展示などもあります。また、下北沢らしく音楽のPV特集では、作品の上映と監督のトークショーのほか、シークレットゲストによるライブも予定されています。

このイベントはさまざまな人に映画を楽しんでもらうことに加え、まだ世に出ていない映像クリエイターの才能を発掘することも目的のひとつ。毎年、メインプログラムとして「コンペティション部門」を開催し、「既成概念にとらわれない」をキーワードに幅広い作品を募集した今年は、なんと約270作品もの応募が集まりました。著名な監督をゲスト審査員にお招きし、自主製作映画の登竜門的存在にもなっています。
また、今年は「リトル・シモキタウン」と題し、カフェや本、雑貨やギャラリーなど下北沢ならではの店舗を集め、会場内に小さな下北沢を作るという地域の方々と協力した新企画も開催。下北沢を代表するイベントに育て上げたいと考えています。

映画は多くの人が携わって出来上がるもの。大きなスクリーンでたくさんのお客様に観ていただいて初めて「作品」として成立します。「下北沢映画祭」はそんな“人と人をつなぐ出会いのきっかけ”になることを目指しています。

施設概要

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