2022.06.15
山下 豪徳寺生まれの店主が腕をふるう洋食店 洋食ボンバー
豪徳寺、山下商店街の洋食屋ボンバー。店主が生まれ育った町で美味しい食事を提供し、筆者も通う洋食屋さんをご紹介します。
世田谷にはたくさんの「訪れたい場所」がある。古くから愛されてきたお店や、知る人ぞ知る穴場など、地元の情報をご紹介。思い出に残る昔の世田谷から今の世田谷まで。
三茶のおいしくてエコなラーメン店 麺処禅をご紹介します。
世田谷の東急田園都市線三軒茶屋駅から国道246号を駒沢大学駅方向に200メートル程行ったところに、「麺処禅」はあります。
麺処禅は、国産鶏を贅沢に使用した絶品鶏白湯スープが自慢のラーメン店です。コラーゲンたっぷりの鶏白湯ラーメンが人気のため、女性のお客さんも多いお店です。
国道246号線に面している麺処禅
鶏白湯ラーメンはクリーミー、体の芯からポカポカと温まります。(850円)
この「鶏白湯ラーメン」、スープは鶏と数種類の野菜が溶け込んだ旨味で、クリーミーに仕上がっています。さらにテーブルの磯ノリと特製麻辣醤(まーらーじゃん※辛み味噌)、胡麻にんにくダレをかけると、より濃厚なおいしさを味わうことができます。
また、禅は実は激辛の聖地でもあります。「辛鶏そば」がイチオシで、前出の「鶏白湯ラーメン」をベースに唐辛子を加え、旨味と辛さのバランスが絶妙なラーメンです。辛さの調節は、「辛み」~「控えめ」3段階を無料で選ぶことが出来ます。普通の辛いラーメンが好きな人には、大きな鶏の唐揚げに味付け玉子かライスが選べるランチ限定の辛禅そば唐揚げセットがおススメです。
そして聖地たるゆえんは、激辛好きのお客さんのために「辛み」よりさらに辛い「鬼辛」、そして辛さの最高峰「天国」があることです。なお、「天国」は、「鬼辛」を完食した人だけが注文することが許される激辛度だそうです。
ランチ限定の辛禅そば唐揚げセット(880円)
激辛ラーメンの「鬼辛」、「天国」を制した猛者の方々が店内に紹介されています。
「おいしい野菜をたくさん食べたい!」という方は多いと思います。しかしながら、社会では、カタチが良くないとか採れたてではないという理由だけで捨てられてしまう野菜があり、「食品ロス」の一因となっています。麺処禅では、捨てられてしまう野菜を、お客さんに安く、たくさん食べていただきたいと、食品ロス野菜を食材として使う取り組みを積極的に行なっています。
まず、食品ロス野菜を使った「デカ盛り野菜タンメン」の期間限定キャンペーン。期間中は、麺が見えないほど野菜が盛られたタンメンがなんとワンコイン(500円)で食べることができます。野菜は、全国の生産者や世田谷区の農家さんから「せたがやそだち」を直接仕入れる等したもの。お一人でガッツリ食べるもよし、お子さんと仲良く分け合って食べるもよし。甘くシャキシャキしたキャベツなど、おいしい野菜をたくさん味わうことが出来ます。
昨年のキャンペーンポスター
また、麺処禅では食品ロス野菜を詰め放題の袋を買って持ち帰れる「食品ロス野菜詰め放題」を期間限定で開催しています。期間中は店内に「まだ食べられる野菜」コーナーが設置され、500円(ラーメンを注文すると300円)で袋に野菜を詰められるだけ詰めて持ち帰ることができます。
※新型コロナ感染予防の観点から次回開催は未定
昨年のキャンペーンポスター
麺処禅の石井社長は、「食品ロス野菜について地域の生産者や飲食店みんなで協力し合い、食品ロスの削減への取り組みを広げていきたい」といいます。同店は世田谷区が推進する「せたがやエコフレンドリーショップ」※に登録しており、食品ロスだけでなく環境への配慮などで地域へ貢献しています。三軒茶屋のラーメンで悩んだら、エコフレンドリーなおいしいラーメン「麺処禅」を訪ねてみてはいかがでしょうか。
「せたがやエコフレンドリーショップ登録証」を持つ石井社長
住所: | 東京都世田谷区三軒茶屋2-12-10 |
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電話番号: | 03-3487-1190 |
営業時間: | 11:00〜20:00 |
定休日: | 年中無休 |
URL: | https://mendokorozen.com/ |
この記事に関連するタグ:せたがやエコフレンドリーショップ, デカ盛りタンメン, ラーメン, 三軒茶屋駅, 世田谷, 外食・飲食店, 激辛, 鶏白湯, 麺処禅
浦和ポンポコ
大阪府生まれ。翔んで埼玉の地から憧れの世田谷区で働かせていただいてます。 銭湯と居酒屋をこよなく愛しています。草深い埼玉で腹鼓を打つ「ポンポコ狸」の視点からハイセンスな世田谷を見ていきたいと思います。
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