2023.12.08
上用賀 待望の再開! 生まれ変わった馬事公苑を紹介します
2017年から7年にわたって休苑し、改装工事を行っていた馬事公苑がついに再開しました。2023年 11 月3〜5日に行われたリニューアル記念イベント期間の来場人数は、なんと合計6万5,000人。この日を待ち望んでいた区民の方も、多いのではないでしょうか。そこで早速、新生・馬事公苑をぐるりと一周。その魅力や、おすすめの穴場スポットをお伝えします。
世田谷で行われたイベントやワークショップなどの体験レポート。くみん手帖編集部およびくみんライターが参加した感想や、当日聞いたお話、エピソードなどをご紹介。
「下北線路街」で、親子でシモキタらしさを楽しめる、まちつどい市が開催されました。
梅雨なのに、晴れた日曜日。下北沢で、親子のイベントが開催されました。「シモキタおやこのまちつどい市」。下北沢といえば、古着屋などのファッションや居酒屋などで、どちらかというと若者向けの街という印象があります。この下北沢の、小田急さんが再開発している「下北線路街」という場所で、「シモキタおやこのまちつどい市」が開催されました。かつて地上を小田急線が走っていいた空間が、現在はイベントなどもできる広場になっています。
会場に着くと、たくさんの親子づれで賑わっていました。すでに、入り口付近のステージでは楽しい演奏の真っ最中です。
子ども達はステージ前の原っぱにある“土管”の上でのびのび、お父さんやお母さんは、のんびりとステージの演奏を見ています。
たくさんの人が、思い思いの時間を過ごしている様子です。
屋外なので、気持ち良く開放感が抜群です。
メインの会場には、たくさんの団体のテントがズラリと並び、子どもから大人まで、体験や買い物を楽しんでいました。
主催は「シモキタおやこのまちつどい市実行委員会」によるもの。実行委員の斉藤さんは、「下北沢は、普段子どもの居場所が中々無いので、地域の子どもに来てもらえるこのイベントを2カ月に1度開催していきたい」と言います。
また、斉藤さんは「北沢おせっかいクラブ」の代表でもあり、日頃より「おでかけひろば事業」や「フードバンク」の活動をしているそうです。新しくてピカピカのフードバンクのボックスには、寄付の食べ物がたくさん並べられていました。
個性的なものがたくさん並んでいます。
中心にある大きなテントの中では、靴を脱いでごろんとした子ども達が、自由に絵本を読んでいます。(「いどうとしょかんPARADISE BOOKS」)
テントのお隣には、綱渡りするスポーツ「スラックライン」の体験コーナーがあり、子どもが何回も飽きることなく挑戦し続けています。
そしてそれらを囲むようにぐるりとテントブースが並びます。下北沢らしい色合いのアクセサリーなどを販売しているお店がありました。お店の前にある顔はめパネルには「やなかまストリートマーケット」とあります。お店の方に聞いてみると、すぐ裏の路地で開催していたストリートイベントの事で、「おひるのかほり」というミュージシャンでもあるそうです。歌ありショッピングありと楽しそうな取り組みをされている方でした。
会場には、大きなシャボン玉が飛び、子ども達は大喜び。
あるテントの下で、真剣に子ども達がワークショップをしていました。
着やすそうなお洋服と、個性的な小物がたくさん並んでいます。ワークショップの「__ku_ko」さんは、自然素材で服を作り、余った端切れを捨てずに小物を作っているそうです。子ども達にも、ものづくりが楽しいと思ってほしいとワークショップを開催しているそうです。
会場には、大人気のクラウンがいました。この後キャンドルを灯すイベント「夏至の小径のノエル」があるよ、と教えてくれました。
間もなく終了の時刻。親子が帰りはじめると、「楽しかったー!」「また来ようね!」子ども達の満足そうな声が聞こえてきました。パパ、ママ、子ども、家族みんな笑顔でした。来場されていた方に聞くと「すぐ近くに住んでいて、何度か来ていますが、出店で初めて知るお店も多く、大人も楽しめます。地域の誰かに出会ったり、地域の情報を得たり、地域のお店が出店しているので、別の日に訪ねたり、地域の交流も深まります。子供も大人も大満足です」と教えてくれました。
下北沢のこのイベントは、地域の交流、子どもの居場所づくりの、働きかけになっています。地域の親子が繋がるイベント。下北沢らしくて素敵な催しでした。
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ハイコラ ママさんライター
子供からシニアまで支え合える地域づくりを目指し、「おむつ替えMAP」の制作、「三茶テイクアウト」、「松陰通りテイクアウト」WEBサイト制作、「せたがやこども弁当」等の、親子と地域を繋ぐ子育て支援活動しています。
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