2023.12.08
上用賀 待望の再開! 生まれ変わった馬事公苑を紹介します
2017年から7年にわたって休苑し、改装工事を行っていた馬事公苑がついに再開しました。2023年 11 月3〜5日に行われたリニューアル記念イベント期間の来場人数は、なんと合計6万5,000人。この日を待ち望んでいた区民の方も、多いのではないでしょうか。そこで早速、新生・馬事公苑をぐるりと一周。その魅力や、おすすめの穴場スポットをお伝えします。
世田谷で行われたイベントやワークショップなどの体験レポート。くみん手帖編集部およびくみんライターが参加した感想や、当日聞いたお話、エピソードなどをご紹介。
2013年10/27(日)、スノードーム美術館を運営する「特定非営利活動法人日本スノードーム協会」主宰のスノードームワークショップに参加し、オリジナルのフォトドームで水の中の小さな世界を手作りしました。その時の模様をレポートします。11/30(土)は『世田谷くみん手帖』でもスノードームづくりのワークショップを行う予定。クリスマスのデコレーションにもなるので、皆さんもぜひ参加してください。(くみん手帖編集部/山本多恵子)
手作りスノードームのワークショップは、東急田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩約13分にある、IID 世田谷ものづくり学校内のスノードーム美術館にて毎週末開催されています。美術館には、世界中のさまざまなスノードームや、ワークショップを体験した方の作品が所狭しと飾られ、見学者の方もちらほらと。
テーブルにはワークショップに使うアイテムがたくさん用意され、素材を前に生徒さん同士の会話も弾み、完成後の想像が膨らみます。
ワークショップで使用するのは、スノードームの真ん中に約13mmのすき間がある「フォトドーム」と呼ばれるもので、このすき間に、写真やイラスト、背景に使う模様紙、シール、フェルトなどをクリアシートで挟みながら入れていきます。難しい工程はなく、好きなものを組み合わて作るので、小さなお子さんでも楽しむことができます。
この日も、小学生以下の男の子がお母さんと参加していました。あれこれと大人が悩む中、いち早く素敵な作品を仕上げて見せてくれました。その創造力と決断力は、講師や周りの生徒さんも驚くほど。
フォトドームの魅力は、1つのドームで何度でも中身を変えられること。ワークショップの時だけでなく、自宅に持ち帰った後も、季節のイベントや旅行の写真など、素材を変えて楽しめるのが嬉しいところ。
作業に慣れてきたところで、講師によるスノードーム座学も行われました。
かつて日本でもスノードームが製造され、盛んに輸出されていた時代があり、手先の器用な日本人が作ったドームは海外でも人気だったそうです。スノードーム美術館には、貝を台座にした日本製のドームも展示されています。
「スノードーム美術館は、世界で唯一のスノードームを常設展示している美術館で、スノードームを通してものづくりの楽しさを共有したい」と話して下さったのは、事務局の野村三彩さん。美術館には約3,000点のスノードームを収蔵しており、600~700点を入れ替えながら展示しています。
ワークショップの2時間はあっという間に過ぎ、参加者同士でお互いのスノードームを写真に収めました。「自宅でもまた作ってみます」と、みなさん手作りスノードームの楽しさを充分に味わった様子。
子どもから大人まで夢中になるオリジナルスノードームづくり、みなさんも体験してみてはいかがでしょうか。
『世田谷くみん手帖』では、11/30(土)に「日本スノードーム協会」協力のもとスノードームづくりのイベントを開催します。クリスマスのモチーフや想い出の写真、お気に入りのグッズなど、様々な素材を組み合わせてスノードームを作成してみませんか?クリスマスのデコレーションに最適です。
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宮城県生れ。世田谷在住。Web制作、アクセス解析が得意です。宮城県気仙沼市の食材を取り寄せ、郷土料理を作る「スローフード部」を定期的に開催しています。場づくりにも興味津々。世田谷と気仙沼をつなげること活動を日々模索しています。
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