2022.04.25
世田谷発!難聴の娘さんから始まった「ことば」を覚えるアプリ“Vocagraphy!”(ボキャグラフィー)
“ことば”を楽しく・早く・たくさん覚えられるようにするためのスマホアプリ“Vocagraphy!”。皆さんはご存じですか?世田谷に住む開発者の吉岡英樹さんにお話を伺いました。
世田谷で行われたイベントやワークショップなどの体験レポート。くみん手帖編集部およびくみんライターが参加した感想や、当日聞いたお話、エピソードなどをご紹介。
こんにちは、昭和女子大学人間社会学部現代教養学科の粕谷美砂子ゼミ3年の学生、前野里沙です。私が所属する粕谷ゼミでは、3年生10名で、世田谷美術館地下1Fにあるセタビカフェで提供する期間限定秋メニューのランチボックス商品企画を行いました。とても美味しいメニューができたので、この取り組みとランチボックスをご紹介します!(くみんライター/前野里沙)
粕谷ゼミとセタビカフェではこれまでに3回、ランチボックスのコラボレーション企画を行っており、今シーズンが4回目。今回は、初めて世田谷区が「縁組協定」を結んでいる群馬県川場村とのコラボレーションによるメニューづくりとなりました。
世田谷区と群馬県川場村のつながりは1981年に「縁組協定」を締結したことに始まり、今年で32周年を迎えます。現代教養学科、世田谷区、群馬県川場村(世田谷区と縁組協定締結)の交流組織「縁人-enjin-」の方々との交流を通じて、川場村名産のりんごをふんだんに使用した、これからの季節にぴったりのフレンチメニューが実現しました。
セタビカフェのフランス料理のシェフが作るということで、ランチボックスとはいえ商品企画はフランス料理を考えます。川場村のりんごとのコラボレーションメニューということで、メインからデザートまでりんごを使ったメニュー案を考えました。
いくつかあるメニューのなかで、私が担当したのはメインとなる豚肉のブレゼ(蒸し煮)。過去に、鶏肉料理、魚料理の順番で提供していたため、今回は豚肉料理にしようと決めました。私たちは普段料理の勉強をしているわけではないので、レシピを集めてきて作り方から開発します。
先生の家に集まって試作を作り、皆で食べてみてセタビカフェへ提案をします。それをセタビカフェのシェフが本格的な料理にしてくれるのです。シェフからたくさんアドバイスを頂き、9月に試食会を行いました。
りんごの酸味と甘みの効いたソースで煮込んだブレゼは、予想外に美味しくて驚きでした。実際にランチボックスになる際には、コスト面で豚肉がハムに変更となりましたが、そちらもすごく美味しいです。
私たちの提案を生かしたメニューが完成した喜びはひとしお。皆さんにもおすすめです。
昭和女子大学現代教養学科と群馬県川場村、セタビカフェがコラボレーションしたメニューがいよいよ完成!その内容は以下の通りです。
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○リビエラ(セモリナ粉を使った白ごまパン)…リエットをつけて召し上がっていただける素朴なセミハードパンになっています。
○ジャンボン・ド・パリのブレゼ(りんごソース)…ブイヨンでボイルした豚もも肉のハムをメインにマデラ酒香るフォン・ド・ボーでブレゼ(蒸し煮)しました。酸味が聞いた川場産りんごにカルバドス酒を効かせたソースが人気の一品です。
○彩り野菜とコンソメのジュレ…アンチョビが効いたドレッシングを絡めた色鮮やかな温野菜。ぷるんとしたコンソメのジュレとの組み合わせは抜群です。
○秋の味覚!さんまのリエット…フォアグラの脂で3時間煮込み、なすとしょうがのしぼり汁を使用して魚の生臭さを一切感じさせないシェフ渾身の一品。
○川場産のりんごを使ったパウンドケーキ…川場産りんごとクルミ、ドライフルーツをふんだんに使用した秋を感じるケーキです。口当たりがとても軽くしっとりとした味わいです。
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これからの季節、美術館を見学した後にランチボックスを持って、砧公園で紅葉狩りを楽しでみてはいかがでしょうか。
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ランチボックス概要
価格:850円(ドリンクセットは1,000円)
ランチボックス販売期間:10月1日から12月1日まで
提供日:美術館開館日のみ、1日20個限定で販売
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