2022.04.25
世田谷発!難聴の娘さんから始まった「ことば」を覚えるアプリ“Vocagraphy!”(ボキャグラフィー)
“ことば”を楽しく・早く・たくさん覚えられるようにするためのスマホアプリ“Vocagraphy!”。皆さんはご存じですか?世田谷に住む開発者の吉岡英樹さんにお話を伺いました。
世田谷で行われたイベントやワークショップなどの体験レポート。くみん手帖編集部およびくみんライターが参加した感想や、当日聞いたお話、エピソードなどをご紹介。
世田谷の秋のイベントと言えば、「世田谷パン祭り」。世田谷区内のパン屋さんはもちろん、全国のパン屋さんやパンに合うお供が一堂に会し、パン好きの皆さんを魅了します。開催4年目を迎えた「世田谷パン祭り」をまるっと体験。パンを食べるだけではなく、さまざまな角度からパンに触れ、すっかりパン好きの仲間入りを果たしました!(くみん手帖編集部/山本多恵子)
世田谷パン祭りはパンを購入する以外にも、パンにまつわるプログラムがたくさんあるのをご存知ですか? いち早く情報を得るには、「世田谷パン祭り Facebookページ」がおすすめです。公式サイトオープンや世田谷パン大学開講のお知らせなど見逃せない情報ばかり。
まずは事前申込みが必要な、「パンを学び、楽しみ、体験する世田谷パン大学」のコンテンツを公式サイトにてチェック。世田谷パン大学では、パンやチーズの食べ比べやバゲット作りなどのパンを楽しむワークショップ、食材へのこだわりや開業などの話が聞けるパンを深めるトークショー、さまざまな特典つきのパンを巡るツアーの3つの構成に分かれています。
数ある講座の中から、「パンコーディネーター森まゆみと江別製粉による、ここでしか聞けない・味わえない『北海道パン』のはなし」を受講することに。パンには欠かせない小麦粉ですが、歴史や種類、品種など知らないことの多い小麦粉。まずは基本から学んでみることに。さらにこちらの講座では、北海道でしか味わえないパンやパンのお供が試食できるということで期待が高まります。講座開始の14時までは、パンの出店ブースを回る時間に。会場をどのように巡るかを考えるのも「世田谷パン祭り」の楽しみのひとつ。公式サイトでは、パンの出店者のほかライブ・パフォーマンスの出演者の情報が随時更新されるので、当日まで目が離せません。
イベント当日は台風19号の接近にともない、数日前から開催状況のお知らせを公式サイトやfacebookなどで配信していた世田谷パン祭り実行委員会。当日開催を確認し、「パンの街、世田谷」となる会場へ向かいます!イベント開催中もfacebookでは、会場の様子やおすすめのコンテンツを配信してくれるのでとっても便利。「パンを吟味したい」「お目当てのパン屋さんがある」場合は早めに会場へ到着することをおすすめします。
なんと言ってもパン屋さんとの出会いが楽しいパン祭り。「世田谷公園」には世田谷区のパン屋さんに加え、昭和女子大学や福祉作業所など地域PRブースが軒を連ねます。この日限定の特別メニューやおすすめのパンはどれも美味しそう!あれこれ目移りしていると、「残り最後の1個になりました!」の声が。昭和女子大学の生活科学部健康デザイン学科・管理栄養学科の学生が中心となった「輝け☆健康「美」プロジェクト」メンバーと三軒茶屋にあるパン屋「ぱんやのパングワン」とのコラボレーションメニュー「秋野菜たっぷりシチューパン」が最後の1個ということで迷わず購入。ほうれん草パウダーを練りこんだ生地にパンプキンシチューと秋野菜がたっぷり。優しくほっとする味でした。
世田谷区外と全国のパン屋さん、パンのお供は、「池尻小学校第2体育館」と「IID 世田谷ものづくり学校」エントランスに。入場の列に並んでいる間は、会場で販売している公式パンフレットに目を通すのにぴったりの時間。50店舗以上出店するお店を吟味するとともに、当日参加できるワークショップやライブ・パフォーマンスのタイムスケジュールをチェック。広い会場でお目当てのブースを探すのは一苦労。パンフレットには、各店舗の出店場所をマップにしているので一目瞭然です。
気軽にお店の方とお話できるのもパン祭りの魅力。おいしい食べ方やおすすめの商品をどんどん聞いちゃいます。「パン祭りにいらっしゃるお客さんはパンに対する意識が高いですね!自分は出店側だけど知り合いのパン屋さんができてお客さんと同じように楽しみにしています」と話してくださったのは、毎年出店している「天野ぶどう園」。大きなマスカット「甲斐路」を楽しみにしているファンも多いとのこと。
パンブースを満喫した後は、パン大学へ。今年のパン大学は、日本パンコーディネーター協会がプロデュースしていることもあって、例年以上に、「パンの活用法」そし「パンの食べ方、楽しみ方」が学べる講座を中心に構成。受講した「パンコーディネーター森まゆみと江別製粉による、ここでしか聞けない・味わえない『北海道パン』のはなし」でも、国産小麦の特徴や品種によってどのような用途に適しているのかなど、実際に国産小麦を使った料理に挑戦してみたくなる講座でした。さらに4種類のパンの試食とクリームチーズ、北海道チーズのオイル漬け、マスタード&リッシュ、北海道豆ピクルス、ぬってたべるヨーグルトと豊富なパンのお供と美味しいパンをいただき、お腹も大満足。
世田谷ものづくり学校内では当日参加のワークショップ(有料)や無料参加の企画が行われています。開催エリアの三宿の「3」をモチーフにつくられる「三宿三色パン」が展示され、コンセプトとグットルッキング(外観)の投票に参加できると聞き、3階廊下に設けられた会場へ。ずらりと並んだパンはどれも工夫を凝らしたものばかり。具材やデザイン、原料を試行錯誤した「世田谷パン祭り」のためだけのオリジナルパンを楽しむことができます。2階では、「世田谷カレーパンまつり」が企画する、理想のカレーパンを絵に描く「絵に描いたカレーパン」に参加。カレーパンを表現するうえで必要な専門用語について説明を受けて、理想のカレーパンを考えます。揚げるのか焼くのか、具材はどうしようと、頭の中はカレーパンでいっぱいに。そのほかにも会場内各所で、棒パンバーベキューやバターナイフつくる講座などが。
「世田谷パン祭り」は、美味しいパンに出会えるだけでなくパンへの知識が高まり、さらにパンについて関心が高まるイベント。美味しく学ぶだけではなく、遊び心もたっぷりなイベントでした。限定グッズやパンをモチーフにしたおしゃれなアイテムもあり、イベントが終わってからも活用しています。
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[世田谷パン祭り公式サイト]http://www.setagaya-panmatsuri.com/
[世田谷パン祭りfacebookページ]https://www.facebook.com/panmatsuri
この記事に関連するタグ:IID世田谷ものづくり学校, 三宿, 世田谷パン祭り
宮城県生れ。世田谷在住。Web制作、アクセス解析が得意です。宮城県気仙沼市の食材を取り寄せ、郷土料理を作る「スローフード部」を定期的に開催しています。場づくりにも興味津々。世田谷と気仙沼をつなげること活動を日々模索しています。
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