2013.11.16
原風景の自然が残る岡本静嘉堂緑地で、風情に浸る散策日
岡本静嘉堂緑地に囲まれて建つ「静嘉堂文庫美術館」。国宝を含む古美術品を所蔵する美術館と、異国情緒あふれる洋館の文庫が並んでいます。周辺の緑地を歩いていくと、大都会の住宅地であることを忘れてしまうほどの自然に出会えます。葉が色づき始める中、豊かな自然と古き文化に触れることができる散策スポットです。
世田谷にはたくさんの「訪れたい場所」がある。古くから愛されてきたお店や、知る人ぞ知る穴場など、地元の情報をご紹介。思い出に残る昔の世田谷から今の世田谷まで。
豪徳寺、山下商店街の洋食屋ボンバー。店主が生まれ育った町で美味しい食事を提供し、筆者も通う洋食屋さんをご紹介します。
世田谷線山下駅から続く山下商店街の緩やかなカーブの先、ひときわ目立つ赤いテントが「洋食ボンバー」です。
ランチメニューがずらりと書かれた看板を眺めながら、店内に入ると、大きな厨房と長いカウンター、手前にはテーブル席があります。店内は、小さなお子様連れから、サラリーマンの男性グループ、ひとり豪快に食べている若者で、にぎわっています。
筆者の定番、おひるのメニュー「SPF豚!霧島豚の生姜焼き定食」を注文。SPFとは、Specific(特定の) Pathogen(病原体) Free(無い)の略で、クリーンな環境で衛生的に育った豚である証。また霧島豚は鹿児島の銘柄豚で、肉質は柔らかく弾力に富み、旨みと栄養がたっぷり詰まっているのが特徴ということで、こだわりの豚肉に期待が高まります。
美しく盛り付けられた熱々の生姜焼き定食が、どーんと目の前に。
生姜焼きからは、湯気が立ちのぼり、生姜と醤油の香ばしい薫りが食欲をそそります。野菜もたっぷりついて栄養バランスもボリュームも満点。さらに、ランチはご飯とお味噌汁のお代わりも1杯無料です。
お肉を豪快に口に入れると、甘辛い醤油ダレとさわやかな生姜の風味が、豚肉と絡み合います。ああ、これが食べたかった!と、心の中で叫んでしまいます。
このあまりに香ばしい生姜焼きの薫りに惑わされて、お肉・ごはん・お肉・ご飯と夢中になってご飯も止まりません。
次に、付け合わせの大盛キャベツを一口。千切り切りキャベツが、生姜焼きのタレにキャベツが抜群にマッチします。
しっかりと食べ応えのある豚の生姜焼きに絡み合うキャベツ、ホカホカなご飯とお味噌汁が、絶妙のバランスで、あっという間に食べてしまいました。
洋食ボンバーには、ボリュームたっぷりの定食を楽しみにしてくださる仕事帰りのお客様がたくさん来店されます。また、洋食をちょっとつまみながら晩酌したいお客様には、揚げ物は1個から、ナポリタンの1/2量などの単品メニューもあります。
店主の角野さんは、「生まれ育った町で美味しい食事を提供したい」と話します。
元々、豪徳寺で生まれ育ち、居酒屋、和食店などで腕を磨いてきた角野さんは、1人で全ての調理を担当し、調味料なども出来る限り自家製のものにこだわっています。
角野さんの、洋食屋ボンバーには、赤ちゃん連れのご家族から、90歳の方まで幅広く、常連さんも多くご来店されます。こだわりの調味料等による味付けで、とりこになる常連の方々も多いそうです。
小田急線と東急世田谷線が交差する、山下商店街は、ちょっぴり下町感が漂い、安らげる雰囲気があります。美味しくて、ボリューム満点、居心地の良い、洋食ボンバー。筆者も通う地元の名店、皆さんにも是非味わっていただければと思います。
【地図】
住所: | 世田谷区豪徳寺1-46-19 |
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電話番号: | 03-6875-8988 |
営業時間: | ランチ 11:30〜14:30 LO14:00 ディナー 18:00〜22:30 LO21:30 ※営業時間に変更がある場合があります。お店にご確認ください。 |
定休日: | 毎週火曜日・年末年始(要確認) |
URL: | https://www.instagram.com/youshoku_bonbar/ |
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ハイコラ ママさんライター
子供からシニアまで支え合える地域づくりを目指し、「おむつ替えMAP」の制作、「三茶テイクアウト」、「松陰通りテイクアウト」WEBサイト制作、「せたがやこども弁当」等の、親子と地域を繋ぐ子育て支援活動しています。
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