2012.07.01
「大人の街、感度の高い洗練された街」三宿
世田谷区には個性豊かな街が多くあります。「ぐるり世田谷」では、世田谷区の大学に通う学生が、世田谷区の各エリアでアクティブに活躍されている方々を訪問し、街の魅力や街づくりのことなど、さまざまな角度でお話を伺います。今回は世田谷エリアで三宿商店会の会長を務めている間中伸也さんに会いに行ってきました。
世田谷にはたくさんの「訪れたい場所」がある。古くから愛されてきたお店や、知る人ぞ知る穴場など、地元の情報をご紹介。思い出に残る昔の世田谷から今の世田谷まで。
世田谷線松陰神社前駅近く、地域のソウルフードを目指しているキッチンカー、「クレープショップハチ」を紹介します。
子供も大人も大好きなクレープ。世田谷線の松陰神社前駅の線路沿いに「クレープショップハチ」の可愛いキッチンカーが目立ちます。
ジュワッと熱々の湯気を立てながら、一枚一枚丁寧にクレープを焼いているのは店長の”松崎亨”さん。「20年ほど近くでラーメン屋をしていたんです。」今年9月から、心機一転、「クレープショップハチ」をキッチンカーでスタートされたそうです。
メニューは全部で、36種類。クレープが17種類。ポテト、ソフトクリーム、ソフトドリンク、アルコールまで。松崎さんが大好きなものばかりをメニューにしています。
「新鮮な卵と牛乳でつくった手作りの生地で、焦がしバターを練りこんでいます。生地だけでも、すごく風味を感じでもらえると思います。トッピングは、果物はもちろん、ツナや野菜入りなど、甘いのも、そうでないものもたくさんの種類があります。クレープの中に挟むヨーグルトも手作りしていて、4種類の種菌から作っています。少し酸味があっておいしいですよ。」(松崎さん)
サイドメニューの“ラスポテト”は、実は都内では他にめったに扱いの無い商品。松崎さんが探し抜いて仕入れているレアなメニューです。
とても長い、棒状のジャガイモを油で揚げた、フライドポテト。外はカリカリで、中はモチモチの独特な味で、松崎店長の小さい頃からの大好物だったそうです。
「コーヒー無いんですか?というお客さんからの要望で追加しました。あとは、自分が最近気にいって、家で毎晩飲んでるワインを“ホットワイン”としてメニュー化を決めました。温まりますよ。」と松崎さん。どんどん寒くなるこの季節に、みなさんの欲しいメニューを松崎さんに相談してみたらクレープショップハチで採用されるかもしれません。
「私の地元は、栃木県足利市。神社の境内の屋台で“パンヂュウ”を売ってる店があるんです。小さな今川焼みたいなものです。大衆的なB級グルメで、足利市民みんなが大好きなソウルフードです。大人になっても懐かしく思いだすような味。ここらへんではそういうのあまり無いなあと、だから私は、地域のみなさんに愛され、クレープショップハチが出すメニューをとおして、心が通じ合うお店を目指しています。ぜひ、気軽に食べに来てください。」(松崎さん)
お話を聞いている間にも、学校帰りの学生さんや、小さいお子さんを連れたファミリーが、嬉しそうにクレープを買いにきていました。いつの日か、松陰神社の町並みと世田谷線をバックに、「クレープショップハチ」さんの味を懐かしく思いだす日が来るかもしれません。素材からこだわったクレープショップハチの味。地域のみなさんとの交流でどんどん進化していきそうです。みなさんも是非ハチのおいしいクレープはいかがですか。
住所: | 世田谷区世田谷4-13-20 松陰PLAT駐車スペース |
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電話番号: | 090-6517-4075 |
営業時間: | 平日13時~19時 土日祝11時半~19時 |
定休日: | 水曜日 |
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スイト
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