季節に合ったデコレーションを楽しめるスノードームづくり

季節に合ったデコレーションを楽しめるスノードームづくり

季節に合ったデコレーションを楽しめるスノードームづくり

小さなお子さんでも参加できるフォトドーム

手作りスノードームのワークショップは、東急田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩約13分にある、IID 世田谷ものづくり学校内のスノードーム美術館にて毎週末開催されています。美術館には、世界中のさまざまなスノードームや、ワークショップを体験した方の作品が所狭しと飾られ、見学者の方もちらほらと。

テーブルにはワークショップに使うアイテムがたくさん用意され、素材を前に生徒さん同士の会話も弾み、完成後の想像が膨らみます。

ワークショップで使用するのは、スノードームの真ん中に約13mmのすき間がある「フォトドーム」と呼ばれるもので、このすき間に、写真やイラスト、背景に使う模様紙、シール、フェルトなどをクリアシートで挟みながら入れていきます。難しい工程はなく、好きなものを組み合わて作るので、小さなお子さんでも楽しむことができます。

フォトドームの中に入れるフェルトやシールなど

フォトドームの中に入れるフェルトやシールなど

スノードームの真ん中に約13mmのすき間がある「フォトドーム」

スノードームの真ん中に約13mmのすき間がある「フォトドーム」

この日も、小学生以下の男の子がお母さんと参加していました。あれこれと大人が悩む中、いち早く素敵な作品を仕上げて見せてくれました。その創造力と決断力は、講師や周りの生徒さんも驚くほど。

フォトドームの魅力は、1つのドームで何度でも中身を変えられること。ワークショップの時だけでなく、自宅に持ち帰った後も、季節のイベントや旅行の写真など、素材を変えて楽しめるのが嬉しいところ。

スノードームの歴史や座学をまじえながら

台紙にフェルトや模様紙、シールを張り、クリアシートで挟みながら立体感を表現

台紙にフェルトや模様紙、シールを張り、クリアシートで挟みながら立体感を表現

出来上がりが近づくと、生徒さん同士の会話も弾みます

出来上がりが近づくと、生徒さん同士の会話も弾みます

作業に慣れてきたところで、講師によるスノードーム座学も行われました。

かつて日本でもスノードームが製造され、盛んに輸出されていた時代があり、手先の器用な日本人が作ったドームは海外でも人気だったそうです。スノードーム美術館には、貝を台座にした日本製のドームも展示されています。

「スノードーム美術館は、世界で唯一のスノードームを常設展示している美術館で、スノードームを通してものづくりの楽しさを共有したい」と話して下さったのは、事務局の野村三彩さん。美術館には約3,000点のスノードームを収蔵しており、600~700点を入れ替えながら展示しています。

ワークショップの2時間はあっという間に過ぎ、参加者同士でお互いのスノードームを写真に収めました。「自宅でもまた作ってみます」と、みなさん手作りスノードームの楽しさを充分に味わった様子。

子どもから大人まで夢中になるオリジナルスノードームづくり、みなさんも体験してみてはいかがでしょうか。

「世界にひとつだけのオリジナルスノード
ームを作ろう」ワークショップのお知らせ

『世田谷くみん手帖』では、11/30(土)に「日本スノードーム協会」協力のもとスノードームづくりのイベントを開催します。クリスマスのモチーフや想い出の写真、お気に入りのグッズなど、様々な素材を組み合わせてスノードームを作成してみませんか?クリスマスのデコレーションに最適です。
詳細はこちら

オリジナルのスノードームを制作

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