世田谷区内 令和6年度世田谷消防団 消防操法大会が開催されました

東京消防庁消防学校の門に設置された「世田谷消防団消防操法大会会場」の看板

 

世田谷区の18分団が勢ぞろい

 

消防学校の広い校庭には、ずらりとテントが並び、制服姿の人々で埋め尽くされています。大会に参加する18分団の団旗が勢いよく翻っています。

18分団の団旗が並び、風にはためく

 

団ごとに分かれたテントの中では、着衣を整えたり作戦を練ったり、万全の準備をしてたくさんの皆さんが控えていました。頼りがいのある姿ながらも、和気あいあいとした雰囲気で、団員のみなさんの絆を感じることができます。

 第1分団

第2分団

第3分団

第4分団

第5分団

第6分団

第7分団

第8分団

第9分団

第10分団

第11分団

第12分団

第13分団

第14分団

第15分団

第16分団

第17分団

第18分団

 

令和6年度世田谷消防団消防操法大会がスタート

開会式を終え、緊張感のある空気の中、消防操法審査が始まります。多くの方が観覧に訪れ、消防団員達の操法に注目します。

開会式に臨む消防団員が勢ぞろい。ピリッとした空気が漂います

 

来賓の保坂世田谷区長からも、消防団員の活動に謝辞が述べられました

 

昨年優勝した第8分団から杯の返還が行われました

 

大勢の方が真剣に見守る張り詰めた空気の中、大会がスタート

 

可搬ポンプからホース3本を1線に延長して、第1の標的を倒す基本操法。さらに、ホース1本を増加して、第2標的を倒す付加操法を審査されるものです。大変複雑で負荷の大きい作業で、指揮者1名隊員4名が個々の技術と、チームワークを発揮することが求められます。スタート前の整列から、緊張感が伝わってきます。

まっすぐ背筋を伸ばし、集中するスタート前の団員達

 

 

指揮者の号令の元、隊員達が見事な連携動作で、あっという間に装備を取り出し、息の合った動きで水槽から水をくみ上げ、ホースを伸ばす様子は、訓練のたまものです。

無駄な動き一つない見事な作業

 

審査官も見逃さないように動きを合わせて審査している

 

息のぴったり合った動きが素晴らしい

 

速さと共に正確さや安全性も重要

 

50m先までホースを伸ばして勢いよく放水!ものすごい水の勢いです。

すさまじい勢いの水が飛び出す

 

指揮者から遠くの的に放水の指示が出て、ホースを延長するために、放水金具を外し、可搬ポンプから長い重そうなホースを担いで、全速力で運んできます。こういった作業一つ一つの確実性や技術、そしてタイムが審査対象になっています。

確実で迅速な情報の伝達

 

重いホースを担いで駆けつける

 

80mを全速力で駆け抜ける

 

ホースを延長するため、一度金具を取り外す

 

作業分担しつつ、助け合いが随所で見られた

 

長いホースの取り扱いは大変難しい

 

日ごろの訓練の成果が表れる

 

ダイナミックな逆手での取り扱いは、訓練のたまもの

 

ものすごく長く延長されて、重く扱いにくいホースを何とか綺麗に伸ばし、最後の的に向かって大きく放水していきます。

火災に見立てた的に向けて放水する

 

 

どの団も他の団の操法を、身を乗り出して食い入るように見ています。賞賛のどよめきや応援の声が何度もあがりました。

感心したり、応援したり、誰もが熱心に観覧

 

女性団員の活躍

大会では、多くの女性団員の活躍が目立ちます。出場して素晴らしい活躍をみせてくれる方もいれば、受付や場内アナウンスなど大会の運営をサポートしている方も多くいます。

総合受付で、丁寧なご案内

 

団ごとにお揃いのTシャツがお似合いです

 

聞き取りやすい場内アナウンス

 

ついに成績発表!

雨が強くなってくる中、全18分団の熱戦が終わり、ついに成績の発表となります。 第8分団は昨年に引き続き見事1位となりました。

◆令和六年 世田谷消防団操法大会 団体成績
1位 8分団
2位 2分団・第12分団
3位 13分団・第17分団・第7分団

◆令和六年 世田谷消防団操法大会 担当別成績
指揮者 8分団
一番員 17分団
二番員 2分団
三番員 7分団
四番員 16分団

 

雨が強く、残念ながら表彰式は割愛されましたが、皆とても誇らしい表情で喜びを分かちあっていました。

どの団のどの方も本当に素晴らしいご活躍でしたし、こうして日々訓練を積んで備えている消防団の皆さんがいることで、地域に安全が生まれるのだと感じました。

優秀な団員に送られるメダル

 

輝く優勝カップ

 

雨の中、みなさまお疲れ様でした!

 

訓練は命を守る

帰り際、消防学校の門の所で、大きな石碑が目にとまりました。数名の隊員が消火活動をし、放水の先を見つめている石碑です。消防職員の方が「その石碑の土台に、殉職した隊員の名前が刻まれているので、ご覧になってください」と教えてくれました。
刻まれた多くのお名前を拝見し、消火活動は命の危険と隣り合わせであり、訓練は防災力をあげるだけでなく、隊員たちの安全も守る重要なことなのだと感じました。

消防学校入口に設置されている消防顕彰碑

 

東京の防災に尽力され、その重責を全うされた殉職者の名が刻まれている

 

災害が起こったときに、地域防災は消防団が中核となります。地域の安全を守る大切な役割を担う消防団は、団員を募集しています。さまざまな訓練や学習を通して防災の知識を身につけ、地域に貢献できる消防団に参加してみませんか。

◆問合せ先◆
世田谷消防署
〒154‐0024 三軒茶屋2丁目33番21号
TEL 03-3412-0119

三茶しゃれなあど 「能登半島地震ボランティア活動報告会」参加者募集中!

8/21(土)三茶しゃれなあどで、世田谷ボランティア協会 せたがや災害ボランティアセンターによる、「能登半島地震ボランティア活動報告会」が開催されます。

「能登半島地震ボランティア活動報告会」

世田谷ボランティア協会 せたがや災害ボランティアセンター 災害担当より

~被災家屋での片づけから災害ボランティアセンターの運営まで~ 世田谷の課題についても考えよう

せたがや災害ボランティアセンターでは、能登半島地震において被災地支援ボランティア派遣のための街頭募金に始まり、3月から災害ボランティア派遣を実施、5月からは穴水町(あなみずまち)社会福協議会からの依頼を受け災害ボランティアコーディネーター派遣による災害ボランティアセンター運営支援を行ってまいりました。

これまでの活動の様子は、HP内でも紹介しましたが、この報告会では支援活動の経緯と実施内容を総括し、活動を通じて得た被災地での学びを参加した方々とともに振り返ります。

どなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

日 時

2024年8 月21 日(水)19:00~21:00

会 場

三茶しゃれなあど オリオン(三軒茶屋1-41-10 昭和信用金庫三軒茶屋支店5階)
交通 田園都市線三軒茶屋駅(南口A)から徒歩3分
※2024年6/21 より、三茶しゃれなあどは移転しています。ご注意ください。

参加費

無料、先着80名

お申し込み

下記LINKから申込フォームへ、またはメール、電話にてお申込みください
能登半島地震ボランティア活動報告会

お問合せ

社会福祉法人 世田谷ボランティア協会
せたがや災害ボランティアセンター 災害担当
(〒154-0002 下馬2-2-14 パーム下馬1階)
TEL  03-5712-5101  FAX  03-3410-3811
URL https://www.otagaisama.or.jp/saigai/
※ただいまYouTubeで公開講座を配信中です!

 

代田コミュニティ教養(朗読)講座「ポランの広場」参加者募集(8/16締切) ※この企画は終了しました

朗読講座「ポランの広場」の参加者を募集します。

  • 参加資格  区内在住の方
  • 日  程  8月28日(水)14:00~16:00
  • 場  所  代田区民センター 2階 第3会議室
  • 講  師  柏木 志津子(演劇ユニット「ポランの広場」主宰)
  • 参  加  費  無料
  • 定  員  電話によるお申込み 先着10人
  • 主  催  代田区民センター運営協議会

申込方法

  • 7月27日~8月16日の間に、電話でお申し込みください。
  • 受付時間 午前9時から午後5時(土日も受け付けています)
  • 申込先 TEL 6407-8408 代田区民センター運営協議会「ポランの広場」朗読会係
  • 先着10名

代田コミュニティ実技講座「折り紙づくり」参加者募集(8/9締切)※この企画は終了しました

可愛いカエルや富士山など、「折り紙づくり」の参加者を募集します。

  • 参加資格  区内在住の方
  • 日  程  8月18日(日)10:00~12:00
  • 場  所  代田区民センター 地下2階多目的室
  • 講  師  佐藤 由美子(折紙講師)
  • 参  加  費  無料
  • 定  員  電話によるお申込み 先着20人
  • 主  催  代田区民センター運営協議会

申込方法

  • 7月27日~8月9日の間に、電話でお申し込みください。
  • 受付時間 午前9時から午後5時(土日も受け付けています)
  • 申込先 TEL 6407-8408 代田区民センター運営協議会「折紙教室」係
  • 先着20名

北沢 第56回下北沢阿波踊り 開催

8/17(土)、8/18(日)下北沢一番街商店街周辺で「第56回下北沢阿波踊り」が 開催されます。

今年も「下北沢阿波おどり」を開催!

下北沢一番街商店街振興組合 より

56回目となる今年は、8月17 日(土)、18日(日)に開催。地元3連含め、2日間で21の連が下北沢一番街商店街に集まり、大迫力な演出で観客を魅了します。
ぜひこの素晴らしいパフォーマンスを見に下北沢一番街商店街へお越しください!

チラシ 表 PDF

チラシ 中面 MAPには、各連のスタート地点、組踊り地点を掲載しています。道幅いっぱいに広がって踊る様子は、まさに大迫力! 
チラシ 中面 MAP  PDF

◎公式HP

https://shimokita1ban.com/56awaodori/
※2日間で参加する地元3連含め、各21連の紹介もあります。

日 時

2024年8月17日(土)、18日(日) 18:30~20:30

会 場

下北沢一番街商店街 周辺 (北沢2丁目 周辺)
➀スタート地点 18:30~20:00
➁組踊地点   20:10~20:30
※各連が踊る地点等、詳しくは上記のチラシMAPをご参照ください。

お問い合わせ・主催

下北沢一番街商店街振興組合(北沢2-37-17)
TEL 03-3468-2933
mail shimo1@shimokita1ban.com

後 援

世田谷区

協 力

北沢警察署・世田谷消防署北沢出張所

 

北沢 第56回下北沢阿波踊り 開催

8/17(土)、8/18(日)下北沢一番街商店街周辺で「第56回下北沢阿波踊り」が 開催されます。

今年も「下北沢阿波おどり」を開催!

下北沢一番街商店街振興組合 より

56回目となる今年は、8月17 日(土)、18日(日)に開催。地元3連含め、2日間で21の連が下北沢一番街商店街に集まり、大迫力な演出で観客を魅了します。
ぜひこの素晴らしいパフォーマンスを見に下北沢一番街商店街へお越しください!

チラシ 表 PDF

チラシ 中面 MAPには、各連のスタート地点、組踊り地点を掲載しています。道幅いっぱいに広がって踊る様子は、まさに大迫力! 
チラシ 中面 MAP  PDF

◎公式HP

https://shimokita1ban.com/56awaodori/
※2日間で参加する地元3連含め、各21連の紹介もあります。

日 時

2024年8月17日(土)、18日(日) 18:30~20:30

会 場

下北沢一番街商店街 周辺 (北沢2丁目 周辺)
➀スタート地点 18:30~20:00
➁組踊地点   20:10~20:30
※各連が踊る地点等、詳しくは上記のチラシMAPをご参照ください。

お問い合わせ・主催

下北沢一番街商店街振興組合(北沢2-37-17)
TEL 03-3468-2933
mail shimo1@shimokita1ban.com

後 援

世田谷区

協 力

北沢警察署・世田谷消防署北沢出張所

 

二子玉川 第46回 世田谷区 たまがわ花火大会(7/28より一般販売開始)

10/5(土)二子玉川緑地公園にて、「第46回 世田谷区 たまがわ花火大会」が、「喜~世田谷の笑顔を咲かせる花火~」をテーマに開催されます。会場では、座ってゆったり迫力満点の花火を体感できるスペシャルシートを準備。7/28(日)14:00から先着順で、一般販売販売が開始されます。

チラシ 表 PDF

チラシ裏 PDF

第46回 世田谷区 たまがわ花火大会 公式HP
https://www.tamagawa-hanabi.com/

開催日時

10/5(土)18:00~
※有料観覧席会場への入場は、15:00~

会 場

世田谷区立二子玉川緑地運動場(二子橋上流)
最寄駅:二子玉川駅(東急田園都市線・大井町線)

◆有料観覧席チケット販売について

座ってゆったり花火鑑賞!迫力満点の花火を体感できるスペシャルシートをご用意。詳しくは以下のHPでご確認ください。

◎有料観覧席チケット販売について
https://www.tamagawa-hanabi.com/seat/

有料観覧席のご案内

①テーブル席(4人席) 席数 458席
観覧スペースの最前方席でゆったり花火が鑑賞できます!
内容 丸テーブル+イス4脚 定員 4名
料金 40,000円 ※購入上限 お一人様3テーブルまで

➁イス席(1人席) 席数 1,690席
人数に合わせてご利用ください。
内容 イス1脚定員 1名
料金  6,000円 ※購入上限 お一人様12席まで

➂ペアイス席(2人席) 席数 1,214席
2人だけで花火を鑑賞したい人にオススメです!
内容  イス2脚定員 2名
料金  13,000円 ※購入上限 お一人様6席(12人分)まで

④ペアシート席(2人席) 席数 975席
2人だけで花火を鑑賞したい人にオススメです!
内容 ブルーシート  ※ご使用後のシートはお持ち帰りいただけます。
定員 2名
料金 14,000円 ※購入上限 お一人様6シートまで

⑤シート席(4人席) 席数 1,184席
ごろりと寝転んで花火を鑑賞することができます!
内容 ブルーシート ※ご使用後のシートはお持ち帰りいただけます。
定員 4名
料金 20,000円 ※購入上限 お一人様3シートまで

⑥大型シート席(10人席) 席数 82席
団体でご利用いただけます。最前列で花火をお楽しみください!
内容 ブルーシート ※ご使用後のシートはお持ち帰りいただけます。
定員 10名
料金 50,000円

ご購入時のご注意

・購入後のキャンセル・変更はできません。
・チケットの金額に加えて、別途、プレイガイド規定の手数料がかかります。
・荒天などで打ち上げ前までに中止になった場合は、全額返金します。
・3歳未満のお子様は、大人1名につき1名まで膝の上での観覧が可能です。
・椅子やカメラの三脚などは、他のお客様の観覧の妨げにならないようご注意ください。
・チラシにある座席の写真はイメージです。

有料観覧席購入方法

販売取扱 楽天チケット

一般販売期間

2024年7月28(日)14:00~(先着順)

購入方法

購入方法は、下記のインターネット、電話受付のいずれかです。

・インターネットでのチケット購入方法について

購入ホームページ URL https://r-t.jp/tamagawa-hanabi
※予約後はセブンイレブンの店頭にて、忘れずにチケットをご発券ください。(発券は7月28日(日)午後2時から可能です)
※チケットをお持ちでない場合は、ご入場いただけません。
※コンビニ店頭での予約はできません。

・電話でのチケット購入方法について

楽天チケット販売受付 TEL 0120-924-454( 受付時間 10:00~17:00)
※7月のみ、受付時間が、9:00~18:00 となります。
※電話が集中した場合、応答までお時間をいただく可能性がございます。

チケットに関するお問合せ

・チケットのお問い合わせフォーム
https://ticket.faq.rakuten.net/s/ask

・電話でのお問合せ
TEL 050-5893-9366(受付時間 10:00~17:00)
※お電話の場合、応答までお時間をいただく可能性がございます。

花火大会 全般についてのお問合せ

詳しくは上記の公式HPをご覧いただくか、せたがやコールまでお問合せください。
せたがやコール TEL 03-5432-3333  FAX 03-5432-3100

主 催

世田谷区たまがわ花火大会実行委員会・世田谷区
事務局 世田谷区砧総合支所地域振興課 地域振興・防災担当

後 援

多摩川流域協議会

安全対策について

世田谷区たまがわ花火大会では、ご来場者の皆さまと共にいつまでも花火大会を継続することができるよう、警察との協議のもと安全対策においては特に重点的に取り組んでいます。
当日は交通規制やバス路線の変更などでご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
関連情報は「当公式ホームページ」や「区のおしらせ」などで順次おしらせしていきます。

用賀 YOGA SUMMER 2024 ようが夏まつり&スタンプラリー!開催

7/24(水)・7/24(木)、用賀商店街振興組合による、「ようが夏まつり」が開催されます。屋台やステージプログラム、盆踊りが行われ、用賀商店街の広報部長 よっきーも遊びに来ます。両日先着100名のお子様には、記念品(よっきーマンガ)のプレゼントもあります。また「ようがスタンプラリー」が7/17(水)~7/29(月)の期間で開催されています。YOGA SUMMER2024で用賀の夏をお楽しみください。

 

YOGA SUMMER2024ようが夏まつり&スタンプラリー!開催

用賀商店街振興組 より

チラシ 表 PDF

チラシ 裏 PDF

①ようが夏まつり

屋台やステージプログラム、盆踊りを楽しもう!
日 時 2024年7月24日(水)・25日(木) 両日17:00~21:00 ※雨天決行・荒天中止
場 所 用賀くすのき公園(用賀4-9-12)
※両日先着100名のお子様に記念品(よっきーマンガ)プレゼント

②ようがスタンプラリー

500円の区内共通商品券が先着1,000名様もらえる!
スタンプ押印期間 7月17日(水)~ 29日(月)
商品券引換期間 7月29日(月)・30日(火)・31日(水)・8月1日(木)
時 間 各日14:00~17:00
交換所 用賀商店街事務所(用賀4-12-15)
※押印期間中、交換所先着200名のお子様に記念品(よっきー絵本)プレゼント

お問合せ・主催

用賀商店街事務所(用賀4-12-15)
営業時間10:00~17:00(土日・祝・お盆・年末年始休)
TEL 03-3700-1337

協 力

用賀町会、用賀南町会、上用賀町会、玉川法人会第5支部、玉川消防団第11分団、玉川交通安全協会

➀用賀くすのき公園

➁用賀商店街事務所

用賀 YOGA SUMMER 2024 ようが夏まつり&スタンプラリー!開催

7/24(水)・7/24(木)、用賀商店街振興組合による、「ようが夏まつり」が開催されます。屋台やステージプログラム、盆踊りが行われ、用賀商店街の広報部長 よっきーも遊びに来ます。両日先着100名のお子様には、記念品(よっきーマンガ)のプレゼントもあります。また「ようがスタンプラリー」が7/17(水)~7/29(月)の期間で開催されています。YOGA SUMMER2024で用賀の夏をお楽しみください。

 

YOGA SUMMER2024ようが夏まつり&スタンプラリー!開催

用賀商店街振興組 より

チラシ 表 PDF

チラシ 裏 PDF

①ようが夏まつり

屋台やステージプログラム、盆踊りを楽しもう!
日 時 2024年7月24日(水)・25日(木) 両日17:00~21:00 ※雨天決行・荒天中止
場 所 用賀くすのき公園(用賀4-9-12)
※両日先着100名のお子様に記念品(よっきーマンガ)プレゼント

②ようがスタンプラリー

500円の区内共通商品券が先着1,000名様もらえる!
スタンプ押印期間 7月17日(水)~ 29日(月)
商品券引換期間 7月29日(月)・30日(火)・31日(水)・8月1日(木)
時 間 各日14:00~17:00
交換所 用賀商店街事務所(用賀4-12-15)
※押印期間中、交換所先着200名のお子様に記念品(よっきー絵本)プレゼント

お問合せ・主催

用賀商店街事務所(用賀4-12-15)
営業時間10:00~17:00(土日・祝・お盆・年末年始休)
TEL 03-3700-1337

協 力

用賀町会、用賀南町会、上用賀町会、玉川法人会第5支部、玉川消防団第11分団、玉川交通安全協会

➀用賀くすのき公園

➁用賀商店街事務所

玉川 スマホ体験教室<4日間講座>

Seseragi Workshop vol.9(せせらぎワークショップ)
実際にスマホを操作する体験講座
スマホを初めて試してみたい方
新たな使い方の体験したい方

【内容】
一人一台スマートフォン貸出。講師によるスマホの使い方説明・指導・体験
(貸出機でも参加者自身のスマホでも体験可能)
3日(木)基礎編・10日(木)LINE編
17日(木)防災編(セキュリティ講座有)・ 25日(金)QR決済編
【講師】
ソフトバンク株式会社 スマホアドバイザー
【日時】
2024年10月3日(木)・10日(木)・17日(木)・25(金)<全4日間講座>
各回10:00~12:00(9:45受付開始)
【会場】
玉川せせらぎホール(玉川区民会館)4階 第3集会室 
※25日のみ第4集会室
【定員】
20名
【主催】
玉川区民会館指定管理者/株式会社世田谷サービス公社
【協力】
ソフトバンク株式会社

【参加費】無料(事前申込制)
【参加申込方法】8月26日(月)10時より受付
<先着順事前申込制>
玉川せせらぎホール(玉川区民会館)まで来館・電話にてお申込みください。
TEL 03-3702-1675 (9 時~ 20 時)

【お問合せ】
《玉川区民会館事務室》TEL 03-3702-1675 (9時~20時)

成城 成城ホールカルチャーシリーズ「やさしいヨガ」(2日間コース)

〜全身をほぐし、支える力をアップする〜
ゆったりとしたホールの空間を使って楽しむヨガプログラム♪はじめての方から経験者まで、健康管理・体力アップのためにお気軽にご参加いただけます。楽しみながら行っていきましょう♪
今回のテーマは「全身をほぐし、支える力のアップ」です。凝った体をほぐすことは、痛みの軽減・予防になります。また、ほぐした体で簡単な筋トレをする事で、姿勢を支える力を養います。ヨガが初めての方も、お気軽にご参加下さい!

【開催概要】

◆講師
ヨガインストラクターMay先生
全米ヨガアライアンス200時間トレーニング修了。子供から高齢の方まで、10年以上の指導歴あり。現在、世田谷&梅丘エリアで定期的にクラスを開講中。

◆開催日時
2024年10月8日(火)・9日(水)
各日受付10時00分 開始10時30分 終了11時40分
※2日間コースのため、1日毎のお申し込みはできません。

◆会場
成城ホール(1Fホール内)

◆参加費・定員
2,600円/定員25名

◆持ち物
・動きやすい服 ・タオル ・飲み物
※ヨガマットは1人1枚無料貸出有り。ご自身のヨガマットをご使用いただくことも可能です。
※更衣室有り。
※会場内は事前に清掃・使用備品の消毒作業を実施します。尚、ホール内 は靴をはいたままお入りいただきますが、ヨガマット上では基本的に素足となります。気になるお客様は、五本指ソックスなどの靴下をご持参ください。

◆お申込み・お問合わせ 【8月23日(金)9時より参加受付申込】
成城ホールまで電話または来館にてお申込みください。
本講座は【先着順・事前申込制】です。
 成城ホール事務室 TEL.03-3482-1313(9~20時)
 ※定員となった場合は、若干名キャンセル待ちを受付けいたします。
 ※参加申込後のキャンセルはお早めに成城ホール事務室までご連絡ください。

◆ご参加に際しての注意事項(お申込み前に必ずご確認ください)
●参加費は2日分の料金です。
●参加費のお支払いは講座初日に会場受付にてお支払いください。
●ヨガは一度で痛みを取り除く治療とは異なります。
●妊娠中の方はご遠慮ください。
●講座の1~2時間前までにお食事をお済ませください。
●ご自身の体調をよく観察しながら、それぞれのペースで無理なく行ってください。
●途中休憩はございませんが、随時水分補給などのお時間を設けながら進めていきます。

◆主催
砧区民会館指定管理者 株式会社世田谷サービス公社

◆協力
Breath by Breath Yoga

用賀駅構内  東急電鉄「GUG Lab.(ジーユージーラボ)」オープニングイベント開催

7/17(水)、東急田園都市線用賀駅構内に東急株式会社と東急電鉄株式会社が新たなコミュニティスペース、「GUG Lab.(ジーユージーラボ)」がオープンします。駅構内の未活用空間を活かしたイベントや街の写真、情報等を発信する交流スペースです。第一弾として、「池尻大橋エリア」にフィーチャーしたトークショーや展示が行われます。

駅の未活用空間を活用した、5駅の地域とつながる新たなスペース GUG LAB. がオープン

東急株式会社・東急電鉄株式会社より

田園都市線地下区間5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」の取り組みとして地域に開かれた地下駅を目指します。
名称は、Green UNDER GROUND の頭文字である「GUG」と「LABORATORY」を組み合わせたもので、用賀駅利用者が行き交う地下1階コンコースに約15㎡のスペースを設け、地域の方々と未来の駅の姿を考える場所を目指します。そのため、沿線地域の色とりどりのカルチャー、個性的な商店などの地域情報の発信や、地域の魅力を発見できる展示、駅とまちについて考えるトークイベントなど、さまざまなイベントを開催し、駅・まち・人をつなぐ取り組みを行います。

まず第1弾イベントとして、本施設が誕生する7月17日(水)から、池尻大橋エリアで活動するクリエーターや個性的な商店などがまちの魅力を発信する「まちのおすすめスポット展」と、まちのおすすめスポットの写真を地域住民から募り地域の魅力を発信する「『みんなで、まち案内。』ローカルガイド大募集!」、地域で活動するカメラマンがまちの情景を描く「池尻大橋エリア 風景写真展」を開催します。
オープン当日には、池尻大橋エリアの地域の魅力、駅とまちの未来について、池尻大橋エリアで活躍する方々と東急電鉄担当者などがトークセッションする「OPENING TALK EVENT」を行います。その後も、本リニューアルプロジェクトの対象である5駅各駅に焦点を当てたイベントを開催予定です。

◎取り組みの詳細は、オフィシャルサイトや公式Instagramにてお知らせしています。
・オフィシャルサイト
https://ii.tokyu.co.jp/grows/gug
・公式Instagram
https://www.instagram.com/gug_5stations?igsh=zwnlbWl3dmE2czRo

第1弾として池尻大橋駅に焦点を当てた、「『みんなで、まち案内。』 VOL.1 池尻大橋駅編」開催

池尻大橋エリアで活動するクリエーターや個性的な商店などがまちの魅力を発信する「まちのおすすめスポット展」と、まちのおすすめスポットの写真を地域住民から募り地域の魅力を発信する「『みんなで、まち案内。』ローカルガイド大募集!」、地域で活動するカメラマンがまちの情景を描く「池尻大橋エリア 風景写真展」を開催します。

(1)まちのおすすめスポット展

池尻大橋エリアで活動するクリエーターや個性的な商店などがおすすめする、日頃過ごすまちの魅力的な場所を GUG Lab. において展示します。写真やエピソードと共に展示を行うことで地域の魅力を発信します。
参 加 者
・井澤 卓(&Supply代表)
・滝澤 咲子(モデル)
・丸山 智博(cherche代表)
・平間 至(写真家)
・川原 義弘(池尻大橋駅係員 2024年6月19日時点)

(2)『みんなで、まち案内。』ローカルガイド大募集!

まちのおすすめスポット展 おいて、池尻大橋エリアで活動するクリエーターや個性的な商店などがおすすめするまちの魅力的な場所の展示とあわせて、池尻大橋エリアで暮らし、遊び、働く地域住民による地域のおすすめの場所の写真とエピソードを募集し、GUG Lab. において展示します。写真やエピソードと共に展示を行うことで地域の魅力を発信します。
・応募期間   2024年6月19日(水)~2024年7月31日(水)
・応募フォーム https://questant.jp/q/BK0HEQW4
※応募内容、応募規約については応募フォーム画面内記載内容をご確認ください。
・記  念  品  GUG Lab. における展示と公式Instagramの掲載に採用された方には、記念品としてオリジナルのジップケースとステッカーをプレゼント。

(3)池尻大橋エリア 風景写真展

池尻大橋エリアに在住し、まちを眺め続けてきた写真家・木寺紀雄氏による池尻大橋エリアの風景写真を「まちのおすすめスポット展」と共に GUG Lab. に展示します。公園や商店、地域に暮らす人々など、木寺氏の目線からまちの情景を描きます。


展示写真

 

(4)OPENING TALK EVENT & Instagram ライブ配信

「駅からつながるまちの未来」
田園都市線地下区間5駅リニューアルプロジェクト Green UNDER GROUND 及びGUG Lab.の取り組み、池尻大橋エリアの地域の魅力、駅とまちの未来などについて、池尻大橋エリアで活躍する方々、東急電鉄担当者などがトークセッションします。第1部、第2部それぞれトークテーマを変えて実施します。

第1部 池尻大橋 CULTURE TALK
テーマ 「池尻大橋エリアのまちの魅力、これからの駅リニューアルに向けた期待」
司 会 柴田 隆寛(編集者)
トークゲスト 井澤 卓(& Supply 代表)、滝澤 咲子(モデル)
日 時 2024年7月17日(水)13:00~13:40(40分)
会 場 GUG Lab.(用賀駅構内地下1階コンコース)

第2部 GUG/GUG Lab. TALK
テーマ 「Green UNDER GROUND/ GUG Lab.の取り組み、都市開発、建築視点から見る地域連携の可能性」
司 会 柴田 隆寛(編集者)

トークゲスト 吹田 良平(アーキネティクス代表取締役/MEZZANINE編集長)、宮田 應大(株式会社SIMONE/ GUG Lab.企画、運営)、塚田 麻由美(東急電鉄株式会社、Green UNDER GROUND開発担当)
日 時 2024年7月17日(水) 15:00~15:40(40分)
会 場 GUG Lab.(用賀駅構内地下1階コンコース)

参加方法
第1部、第2部共に、GUG Lab.直接現地へお越しください。
※事前申し込み不要
※混雑状況により観覧人数を制限させていただく可能性があります。
※また、Green UNDER GROUND 公式Instagramより、トークセッションの様子をライブ配信します。
公式Instagram https://www.instagram.com/gug_5stations/

お問合せ

株式会社東急モールズデベロップメント 営業本部 営業推進グループ 営業企画部
(渋谷区道玄坂1丁目10番7号 五島育英会ビル4階)
T E L 03- 3477-7930
e-mail  gug.infwo@tokyu-tmd.co.jp

 

馬事公苑周辺 「第45回 せたがやふるさと区民まつり」が開催されます!

8/3(土)、8/4(日)の2日間、JRA 馬事公苑で「第45回 せたがやふるさと区民まつり」が開催されます。

「第45回 せたがやふるさと区民まつり」開催について

せたがやふるさと区民まつり実行委員会より

せたがやふるさと区民まつり」は“ みつけよう心のふるさと ひろげよう心のふれあい” をテーマに、多くの区民・団体・企業のご協力をいただいて開催されています。区民による手づくりのまつりとして、「ふるさと世田谷」で共に暮らす人々の連帯感や郷土に対する愛着心を高めることを目指しています。

※詳しくは下記のホームページをご覧ください。
せたがやふるさと区民まつり実行委員会HP  https://setagaya-matsuri.com/

日時

8/3(⼟)、8/4(⽇) 11:00〜21:00

会場

JRA馬事公苑(上用賀2-1-1)
けやき広場(上用賀2-3・4の間)
東京農業大学「食と農」の博物館(上用賀2-4-28)

お問合せ

せたがやコール TEL  03-5432-3333

主催

せたがやふるさと区民まつり実行委員会

共催

世田谷区

後援

世田谷区教育委員会、JRA馬事公苑、東京農業大学

 

馬事公苑周辺 「第45回 せたがやふるさと区民まつり」が開催されます!

8/3(土)、8/4(日)の2日間、JRA 馬事公苑で「第45回 せたがやふるさと区民まつり」が開催されます。

「第45回 せたがやふるさと区民まつり」開催について

せたがやふるさと区民まつり実行委員会より

せたがやふるさと区民まつり」は“ みつけよう心のふるさと ひろげよう心のふれあい” をテーマに、多くの区民・団体・企業のご協力をいただいて開催されています。区民による手づくりのまつりとして、「ふるさと世田谷」で共に暮らす人々の連帯感や郷土に対する愛着心を高めることを目指しています。

※詳しくは下記のホームページをご覧ください。
せたがやふるさと区民まつり実行委員会HP  https://setagaya-matsuri.com/

日時

8/3(⼟)、8/4(⽇) 11:00〜21:00

会場

JRA馬事公苑(上用賀2-1-1)
けやき広場(上用賀2-3・4の間)
東京農業大学「食と農」の博物館(上用賀2-4-28)

お問合せ

せたがやコール TEL  03-5432-3333

主催

せたがやふるさと区民まつり実行委員会

共催

世田谷区

後援

世田谷区教育委員会、JRA馬事公苑、東京農業大学

 

駒沢地区会館 メゾソプラノ・ヴァイオリン・20弦ハープ・フルート他による「音の玉手箱」18回目 (事前申込)

7/21(日)駒沢地区会館で、高齢者からお子様までを対象に、演奏を聴き、一緒に歌うイベント、第18回「音の玉手箱」が開催されます。※未就学児~中学生は無料です。

メゾソプラノ・ヴァイオリン・20弦ハープ・フルート他による「音の玉手箱」18回目

「音の玉手箱」より

地域の高齢者を中心とした方々に、プロからアマチュアまで、生のいろいろな音楽演奏等を聴いて頂き、皆さんで出演者の伴奏により懐かしい歌を数曲歌って頂く会です。

プログラムと演目

◆演奏を聴きましょう
・ヴァイオリンと20弦ハープ  フォーレ「シシリエンヌ」 他
・メゾソプラノとピアノ モーツァルト《フィガロの結婚》より 他
・メゾソプラノとフルートとピアノ 「ムーン・リヴァー」
・フルートとヴァイオリンとピアノ 「ラ・クンパルシータ」
・2つのヴァイオリンとヴィオラ ドヴォルザーク《ミニアチュア》より
・2つのヴァイオリンとピアノ ショスタコーヴィッチ《5つの小品》より

◆そして皆さんで歌いましょう
・「少年時代」
・「手のひらを太陽に」
・「埴生の宿」
・「サザエさん一家」
・ 「静かな湖畔」
・ 「夏の思い出」

チラシ PDF

日 時

2024年7月21日(日)14:30~16:15頃終了 ※開場14:20~

会 場

駒沢地区会館 地下大会議室(駒沢3-13-5)

参加費

500円、※未就学児~中学生は無料

定 員

35名(要予約)高齢者からお子様まで、どなたでも

お申し込み方法

7月18日(木)までに、下記の電話、またはメールで、➀お名前➁ご住所➂お電話(連絡先) をご連絡ください。

お問合せ・主催

音の玉手箱 担当:村田
TEL   080-9869-1932(9:00~20:00)
e-mail  otonotamatebako@icloud.com

上用賀 天然記念物の尾長鶏や蔵元のお酒、地下の土壌世界も観られる東京農業大学「食と農」の博物館とは

 

120体以上もの鶏の剥製を展示

まず、常設展での特長的な展示のひとつは、驚くほどたくさんの鶏の剥製(はくせい)です。約50品種、約120体の鶏の剥製が展示されています。鶏は博物館の入口にも大きな像があり、博物館のシンボル的存在となっていますが、なぜ鶏なのでしょう?

常設展の2階に上がると鶏の剥製がずらり。中でも目をひくのは、驚くほど長く美しい尾羽を持った尾長鶏

 

「畜産学科(当時)の教員が研究や収集に力を入れてきたからなのです」と教えてくれたのは、東京農業大学准教授の田留健介先生。「展示されているのは、ほとんどが観賞用の鶏の剥製です。鶏というとどうしても食用のイメージが強いのですが、実はこういった観賞用の鶏というのもたくさんいます。観賞用の鶏の品種改良は江戸時代に進みましたが、この時代は約300年間大きな戦争がなく平和だったので、他に金魚や朝顔なども観賞用として品種改良が進みました。鶏には食用の面だけではなく、ひとつの文化としても、私たちの生活と繋がりがあるということを感じてほしくて展示しています」(田留先生)

田留健介さん(東京農業大学・造園植物・樹芸研究室卒業)は2020年に南極地域観測隊として南極の菌類の調査した経験もある

 

中でも一段と美しいのが、天然記念物でもある尾長鶏です。尾長鶏は尾羽が約6メートル、最長のものだと13,5メートルという記録もあるとのこと。まるで平安時代の貴族女性の髪の毛のように長く黒くツヤツヤの尾…その美しい佇まいを見ていると、鶏がこの博物館のシンボルになったのもうなずけます。

 

壁一面に飾られた卒業生の蔵元のお酒

次は、常設展の目玉である、醸造科学科卒業生の蔵元を紹介するお酒コーナーです。床から天井まで壁一面に色とりどりの酒瓶が展示され、バックライトに照らされている様は圧巻です。

東京農業大学は私立大学で初めて「醸造科学科」を開設。卒業生の蔵元の一部を紹介している

 

「全部で280本展示しています。現在、日本には1500以上の蔵元がありますが、その約半数が東京農業大学の醸造科学科で学んだ蔵元さんたちです。地方の小さな蔵元を訪れた際に“実は東京農業大学卒なんですよ”などと言われることも少なくなく、驚かされます」(田留先生)

奥には、酒器やお酒にまつわる様々な物が展示されています。

座興杯(ざきょうはい)。サイコロを振って出た目によって盃の大小を決めるという酒器

 

「これらは醸造科の創立者である住江金之(すみのえきんし)先生が収集したものです。地域ごとに特徴のある酒器を200点ほど展示しています。中にはテーブルに置くことができない形の酒器もあって、これはつがれたら飲み干せという意味の酒器でしょう(笑)。その他、お酒に対する戒めを描いた四コマ漫画のような絵画、いろいろな酒癖を描いた絵画、昔のお酒造りの道具など、お酒にまつわる様々な物を展示しています」(田留先生)

ただ単にお酒を飲むだけでなく、お酒の席を楽しむために様々な工夫が凝らされていて、その追及心に感心してしまいました。こういった面白い酒器も江戸時代に盛んに作られたそうで、先ほどの鶏の品種改良と同様に、食という面から多様な文化が生まれたのでしょう。

 

企画展「美しき土壌の世界」が開催中

年に2回開催される企画展では、「美しき土壌の世界」が開催中です(8月31日まで)。日本全国のさまざまな土壌から採取した “モノリス”(土壌断面標本)37本を一堂に展示し、普段目にすることができない地下の土壌の世界をじっくりと見ることができます。

うす暗い空間に立ち並ぶ土壌のモノリス群。神秘的な雰囲気が漂う

 

「こうやって並べてみると、土壌って素敵でしょう。同じ土でも様々な色や質感があることがわかると思います」と言うのは東京農業大学・応用生物科学部・農芸化学科・土壌肥料学研究室の加藤拓教授。確かに、立ち並ぶ土壌のモノリスは土というよりまるで一枚のアートようです。

「土壌は生態系においてきわめて重要な役割を果たしていますが、普段の生活においては、私たちは表面しか見ることができません。この企画展では、普段目にすることがない地下に広がる土壌の世界を自由に感じてもらいたく、展示での説明は極力控えました。絵画と同じ感覚で、それぞれの世代の方々がそれぞれの感性で興味を持ってもらえたらいいなと思って構成しています」(加藤先生)

加藤拓教授。持続的な農業生産環境を形成するための肥培管理に関する研究や森林生態系における複数元素の循環に関する研究をしている

 

加藤先生に、日本の土についてざっくりと教えていただきました。

「日本の土は大きく分けると3種類あって、1つ目は火山灰が積もった土、2つ目は川が氾濫してできた土、3つ目が森の土です。国土の90%くらいがこの3つの土で、その他に特徴的な土が少しあります」(加藤先生)

でも展示を見ていると、同じ種類の土でも雪が多い東北地方は黒っぽい色なのに対して西日本では黄色っぽいなど、土の色には地域性もあるようです。

「例えば子どもに土の色を塗らせると、だいたい京都は黄色のクレヨンで、沖縄はオレンジっぽい色、関東はこげ茶、東北だともっと黒っぽい色で塗るんですよ。土ってひとつの色と思われがちですが、海にもいろんな色や風景イメージがあるのと同じように、いろんなバリエーションがあるのです。そういうことを今回の展示で感じてもらったり、知ってもらえたらうれしいです」(加藤先生)

詳しい説明はパンフレット(無料)で。加藤先生直筆のコメントつきでとてもわかりやすい

 

「土は時間とともに変化します。例えば、植物が伐採されたら有機物が分解されてくるし、植物が生えればまたどんどん有機物がたまります。土壌が植物を支えるのですが、逆に植物によっても土壌は変化するのです。自然の作用や人間の活動、時間によって、土壌は常に変化し続ける、そう考えるといかに土壌が私たちの社会や歴史と非常に絡んでいるかがわかるでしょう」(加藤先生)

「食と農」の博物館では、食や農業にまつわる様々なことについて、子どもから大人まですべての世代の方々に、貴重な資料展示で気づきや学びの機会を提供しています。また、併設されている大型展示温室「バイオリウム」では、熱帯の動植物の生態を体感しながら観察できます。研究員によるガイドツアー(有料)も行われていて、お子さま連れにもおすすめです。「美しき土壌の世界」は8月31日まで開催中です。日本全国のさまざまな土壌を見られる貴重な機会なので、ぜひ足を運んでみてください。

隣接する「バイオリウム」ではマダガスカルを中心とした貴重な動植物を飼育。世田谷にいるとは思えないほどの熱帯のジャングル感が味わえる

 

写真/壬生マリコ(合同会社まちとこ)