松陰神社前駅そばに、クレープのキッチンカー登場
子供も大人も大好きなクレープ。世田谷線の松陰神社前駅の線路沿いに「クレープショップハチ」の可愛いキッチンカーが目立ちます。
ジュワッと熱々の湯気を立てながら、一枚一枚丁寧にクレープを焼いているのは店長の”松崎亨”さん。「20年ほど近くでラーメン屋をしていたんです。」今年9月から、心機一転、「クレープショップハチ」をキッチンカーでスタートされたそうです。
メニューは店長の好きなものばかり!
メニューは全部で、36種類。クレープが17種類。ポテト、ソフトクリーム、ソフトドリンク、アルコールまで。松崎さんが大好きなものばかりをメニューにしています。
クレープの特徴は、”焦がしバター”の生地と”手作りヨーグルト”
「新鮮な卵と牛乳でつくった手作りの生地で、焦がしバターを練りこんでいます。生地だけでも、すごく風味を感じでもらえると思います。トッピングは、果物はもちろん、ツナや野菜入りなど、甘いのも、そうでないものもたくさんの種類があります。クレープの中に挟むヨーグルトも手作りしていて、4種類の種菌から作っています。少し酸味があっておいしいですよ。」(松崎さん)
探して見つけたレアな逸品“ラスポテト”
サイドメニューの“ラスポテト”は、実は都内では他にめったに扱いの無い商品。松崎さんが探し抜いて仕入れているレアなメニューです。
とても長い、棒状のジャガイモを油で揚げた、フライドポテト。外はカリカリで、中はモチモチの独特な味で、松崎店長の小さい頃からの大好物だったそうです。
メニューは、お客様の声で進化しています
「コーヒー無いんですか?というお客さんからの要望で追加しました。あとは、自分が最近気にいって、家で毎晩飲んでるワインを“ホットワイン”としてメニュー化を決めました。温まりますよ。」と松崎さん。どんどん寒くなるこの季節に、みなさんの欲しいメニューを松崎さんに相談してみたらクレープショップハチで採用されるかもしれません。
地域の方に愛され、心が通じ合うような店を目指しています!
「私の地元は、栃木県足利市。神社の境内の屋台で“パンヂュウ”を売ってる店があるんです。小さな今川焼みたいなものです。大衆的なB級グルメで、足利市民みんなが大好きなソウルフードです。大人になっても懐かしく思いだすような味。ここらへんではそういうのあまり無いなあと、だから私は、地域のみなさんに愛され、クレープショップハチが出すメニューをとおして、心が通じ合うお店を目指しています。ぜひ、気軽に食べに来てください。」(松崎さん)
お話を聞いている間にも、学校帰りの学生さんや、小さいお子さんを連れたファミリーが、嬉しそうにクレープを買いにきていました。いつの日か、松陰神社の町並みと世田谷線をバックに、「クレープショップハチ」さんの味を懐かしく思いだす日が来るかもしれません。素材からこだわったクレープショップハチの味。地域のみなさんとの交流でどんどん進化していきそうです。みなさんも是非ハチのおいしいクレープはいかがですか。