作成者アーカイブ: admin
川口 茉莉香
八百屋さんが作る、野菜たっぷりランチ「やおまんキッチン」

旬の野菜や果物と、カフェのおすすめメニューが書かれた看板
もっと野菜の美味しさを伝えたい
祖師谷大蔵駅北口から、祖師谷通りを8分ほど歩くと、ブルーの看板に「やおまん」と書かれた看板が目に入ります。旬の野菜に果物、人気の自家製ぬか漬けや白菜漬けが並ぶ青果店「八百萬商店」は、2012年5月に店舗の老朽化による建替えに伴い、八百萬商店直営のカフェ「やおまんキッチン」を併設しました。
店頭には、その日のおすすめ野菜泥ねぎやチンゲン菜、果物ではオレンジなどが並びます。看板には、カフェのおすすめメニューも。店に入るとパーテーションを境に、左側には色鮮やかな野菜や果物の並ぶ青果店スペース、右側は16席ほどの木のぬくもりを感じるシンプルなカフェスペース。カウンター席もあり一人でも入りやすい雰囲気です。
青果店ならではのカフェメニューは、野菜をふんだんに使いお肉と魚をメインにした日替わりランチ2種類とカレーなどの定番メニュー3種類。日替わりランチでは30種類以上の野菜が摂れ、メイン以外の副菜やデザートまで毎日変わるこだわりも、人気の理由です。

左が青果スペース、右がカフェスペース

シンプルなカフェスペース
野菜ジュースが苦手でも飲めてしまう!?
この日、私がいただいたのはサーモンのグリル香味ソースとフレッシュスムージー。サーモンはふわふわと柔らかく、グリルした野菜との相性もぴったりで、小鉢にはほうれん草の白和えや、青果店でも購入できるぬか漬けも。かぼちゃのサラダを作るときに、種類よってはホクホクせず、ペースト状になってしまうので、さつまいもを加えると綺麗な形になるなど、調理のポイントまで教えてもらいました。
野菜ジュースが苦手な私は、内心ドキドキしながらフレッシュ―スムージーを注文。出てきたジュースは緑色で、青菜の味しか想像できませんでしたが、一口飲んでみると、甘い!フルーツの甘みだけで作ったフレッシュスムージーで、ほうれん草や人参、バナナ、オレンジに、旬の果物を加えるそうで砂糖を使わなくてもこんなに甘くなるものかと感心しました。とろりとした口当たりで、これだけでも満足感が得られます。お客さまの中には、自宅で挑戦してみたけどうまくいかず、レシピを尋ねる方がいらっしゃるのも納得。

30種類以上の野菜が摂れるランチメニュー

とろりとした喉越しが癖になるフレッシュスムージー
日替わりのランチ以外にもテイクアウトが可能なシフォンケーキも人気。ケーキに使う野菜や果物も日替わりで、取材した日は、かぼちゃとゆずがショーケースに並んでいました。
重さのある野菜を使ってふわふわのシフォンケーキを完成させるまでには、何度も試行錯誤を繰り返したそうです。
美味しさだけではなく、健康面もサポート
カフェの店長を務めるのは「八百萬商店」三代目の奥さま安藤裕子さん。カフェのオープン前から野菜ソムリエの資格を取得するなど意欲的な裕子さんは「もっと野菜の美味しさを伝えたい」とカフェの併設を提案し、オープンまでの一年間、カフェビジネススクールや調理学校に通ったそうです。
ご近所の方の利用が多いため、年配の方やダイエット中の方の希望に合わせてミニサイズのランチを用意したり、毎日通う方が飽きないメニューを考えることも。そんな工夫が楽しいと話す安藤さん。
「お客さんの健康を考えながらメニューを考えていますが、今後はどのように身体に良い点があるのか、世代別の食事にどんな食材、調理方法が適しているかなどを伝えていきたいです」(安藤さん)
老舗の青果店が仕入れる野菜を美味しく調理し、健康面でもサポートしてくれるカフェ。あなたも野菜不足を解消してみてはいかがですか?
_______________
やおまん
[営業時間]11時30分~18時
[定 休 日]月曜・日曜・祝日定休(青果店は日曜日のみ休み、祝日はお問合せ下さい)
尾山台まちゼミで、老舗魚屋さん直伝の魚のさばき方をマスター!

尾山台まちゼミ、刺身の盛りつけ講座
世田谷初、尾山台まちゼミ
駅前に連なる尾山台の商店街。人通りも多く、バラエティに富んだお店で活気づいています。しかし、全国の商店街を見渡せば“シャッター街”と呼ばれるような通りがどんどん増えているのが現実です。
尾山台の商店街は、さらなる活性化のためにさまざまな取組みを始めています。そのひとつが、去る11月に初めて開催した「まちなかゼミナール」、通称まちゼミなるもの。商店街のお店の人が専門店ならではの専門知識や情報、コツを無料で教えてくれるのが特徴です。
11月の1ヶ月の間に、約30店がそれぞれ1回〜数回の講座を開きました。ラインナップを見ると、畳屋さんの減農薬ミニ畳づくり、化粧品店のヘッドマッサージ、餃子屋さんの包み方と焼き方、不動産や保険の無料相談などなど、幅広いバリエーションのようです。

尾山台駅前ビルにある魚辰に集合
まちゼミで、刺身盛りつけに挑戦!
今回私が選んだのは、魚屋魚辰の店主、大武浩さんが教える、刺身盛りつけ講座です。この講座も他の講座と同じく、参加費は一切なし。材料費として500円だけ支払います。後で分かることですが、これはかなりの大盤振る舞い。立派なお土産を入れての値段だったのには驚きました。
魚辰の場合は1日2回の講座で、前半後半それぞれ定員の3名が参加。前半の講座の様子を拝見させてもらいました。参加者の3人はそれぞれ折り込み広告を見て参加されたそう。「魚がおろせれば、料理のレパートリーが広がりそうだから」「家では全然やらないから教わろうと思って」と、皆さん普段から家で使っている包丁片手に、大武さんのお話をじっと聞き、技を見、実践していきます。大武さんがさばくといとも簡単に見えるのですが、実際にやってみると…しかし、つまずく度に適切な指示があるので、案外スムーズに進んでいきます。
スルメイカの解体、アジの三枚下ろし、最後はまぐろのさくもお刺身用に切り、おいしそうに見える盛りつけのコツを教えてもらって、1時間。ぎゅっと内容の濃い、これから家でずっと役立てる技術を伝授してもらいました。
魚をおろす技術もさることながら、大武さんが間に挟む魚の話がおもしろいのです。
「この時期のスルメイカは、わたも多くて一番おいしい。塩辛を作るなら今だね。青森で獲れるんだけど、このイカがおいしいからマグロがやってきて、有名な大間のマグロが獲れるんだ。スルメイカはヤリイカなんかと違って3枚皮があるからおろすのも大変だけれど、安いし漁獲量も多いし、なりよりおいしい」「アジは3枚に下ろしたら骨の部分は、一夜干しにするといいよ」「イカもアジも刺身にするときに細く切れ目を入れておくと醬油がなじみやすい」などなど、次々に挙がる質問に答えながら、魚についての知識を伝えてくれます。
最後にアンケートを記入し、自分で盛りつけた刺身を持って帰る参加者の方々はみんな満足そうでした。みなさん、食卓に魚が上がる回数が増えそうな気がします。

尾山台まちゼミ共通の、開講あいさつをする大武さん

それぞれの受講者に魚の扱い方のポイントを伝授

先生のデモンストレーション後、3枚おろしにもチャレンジ

魚の盛りつけ、完成!
まちゼミが、商店街に新しい風を吹き込む
「今日参加したお客さんは、魚辰さんでお魚買うようになるんじゃないかな。直にやりとりして、“魚屋さん”の良さを実感したと思うんです。他の店についても同じで、まちゼミを通してしたいことは、お店と商店街のファンづくり。小売店は敷居が高い、入りづらいというイメージを払拭して、まずは来てみてよと誘うのが目的なんです」と話すのは、商店街でまちゼミを担当している高野さん。もちろんご自身も商店街の洋品店を家族で営んでいます。

タカノ用洋店での高野さん
まちゼミの発端をうかがってみると、始まりは大型スーパーが出店した時期に、尾山台駅周辺の4商店街が一緒になにかをやろうという機運が高まったことだそう。すでに愛知県岡崎市、長野県松本市など全国の商店街で実践されつつあるまちゼミをやってみようということになり、高野さんもさまざまなお店に協力を願い出たといいます。
「個別にゼミを開いている店はあっても、ある一定の時期に複数のお店が同時にゼミを開くということは今までなかったんです。なので、こういうことをやりたかったんだよと張り切ってくださる店も結構ありました。こちらから特に口を出さなくても、皆さん独自の講座を考えてくださいます。普段からのお得意さんはもちろん、まちゼミをきっかけに新しいコミュニケーションがそこここで生まれていますよ」(高野さん)
まちゼミをきっかけに、ここ数年で商店街に加入した店が“商店街の環”に加わったことも、功績だと高野さんはいいます。お客さんを呼び込むだけでなく、商店街のメンバーに新しい風を吹き込むことにもなったまちゼミ。大盛況のうちに初回を終え、すでに次回開催が待ち望まれています。
ご近所づきあいが生まれる「食でつながる輪・和・話」

雪だるまをマスターすると鏡餅もできちゃいます
クリスマスやお正月にぴったりの飾り巻き寿司
東急世田谷線世田谷駅から徒歩12分、住宅街にある弦巻区民センターの調理講習室の会場に着くと、4つのグループに分かれて席に着きます。グループでは自然と巻き寿司の話しになり、初めての参加は私だけで少し緊張しましたが、初めてでも心配ないから大丈夫と声を掛けてもらったおかげで和やかに始めることができました。
私も知らなかったのですが、飾り巻き寿司は、昔は米の豊作を祈るために作られた歴史あるものなのだそう。古典模様から季節もの、キャラクターまで豊富な模様があって、パーティなどでも人気のメニューです。今回は、冬にぴったりの「雪だるま」をつくります。
教えていただいたのは、「食でつながる輪・和・話」代表の川島美由紀さん。飾り巻き寿司インストラクターの資格を持ち、管理栄養士でもある方。
「太巻きよりも技術を必要とせず、初心者の方でも可愛く出来上がるのが飾り巻き寿司の魅力です」(川島さん)

雪だるまの部分を重ねてみますが、このままでは不安定

雪だるまの登場に笑みがこぼれます
さっそく、巻き寿司づくりに挑戦

出来上がりに満足

中坪さん(左)と川島さん(右)

グループディスカッション
さっそく皆で、雪だるま模様の巻き寿司をつくります。まずは川島先生による実演から。模様をつくるのに使うのは、酢飯と海苔と山ごぼう、色付けに使う明太子。それぞれのパーツや分量をきちんと準備するのが上手に仕上げるポイントで、「雪だるま」には酢飯を8パーツ、海苔を5パーツと細かく準備します。
パーツが揃ったら、どのパーツがどのような役割を持っているのか、組み立てるコツを交えながら先生が実演。皆手際よく出来上がっていく様子を真剣に見つめます。
「雪だるま」は巻き簾を使って巻くのではなく、形を整えるために使います。
そしていよいよ大切な、巻き寿司を切る作業!先生いわく、巻き寿司の出来上がりを左右するのは、綺麗に”米を切る”こと。一気に切るのではなく、2~3回包丁を引いたら、刃についたご飯をふき取り、手酢と言われる水と酢を合わせたもので包丁を濡らして切る。これを何度も繰り返します。早く切りたい気持ちを我慢しながら丁寧に切り終わると、雪だるまが登場し、あちこちで「可愛い」の歓声が上がっていました。
古稀を迎えた中坪えみさん、初めてのワークショップ
さらに最後に、巻き寿司だけでなく、簡単に作れるチーズケーキも教えていただきました。こちらの先生は、川島さんとのご近所づきあいがきっかけで「食でつながる輪・和・話」を立ち上げメンバーとなった中坪さん。お菓子作りが得意な70歳を超えるおばあちゃんです。
豊富な手作りケーキのレパートリーから、今回は市販のクラッカーを使った簡単なチーズケーキをつくります。大勢の前で教えるのが初めての中坪さんを、若い参加者の方々がさりげなくサポート。自然と交流が生まれ、和やかな時間が流れていました。
「このような助け合いがご近所で増えてほしくてこの活動を始めました。庭の木に梅や果物が実っても採る人がいなくて困っている、仕事で忙しく夕飯が作れないときにお裾分けをいただいて嬉しかった、などお互いに助け合える関係が地域にできるといいなと思います。このイベントが地域の方々が出会うきっかけになってくれると嬉しいです」(川島さん)
交流を深めるグループディスカッション
試食の時間では、自己紹介も兼ねて「続ける」をテーマにみんなでディスカッション。人生の先輩からアドバイスをいただき、自分の悩みを話し、いろんな人の意見を聞いてすっきり。「若い方と話せて楽しかった」と笑顔で帰られる方も。
「食でつながる輪・和・話」では、食や身体についての座学も行ったり、ダイエットやお年寄りの低栄養予防など世代によって食の疑問にも答えてくれます。地域の人ともつながり、食の知識も学べるこうした活動にこれからも参加してみたいです。
(撮影:桒原伸明)

出来上がった巻き寿司を持って記念撮影
_______________
食でつながる輪・和・話
[ブログ]http://ameblo.jp/wawawatsunagu/
[Facebook]https://www.facebook.com/wawawatsunagu
梅ヶ丘、紅葉散歩のお供にとっておきのジェラートを

ストロベリー(右)と、オレンジ&ホワイトチョコレートとのダブル(左)。ソルベはすっきりした味わい
記憶に残る味を追い求めて
小田急線梅ヶ丘駅から徒歩1分、今年5月にオープンしたジェラートショップ「じぇらぽれ」は、通りに面したテイクアウト窓口のほか、イートインスペースやテラス席もある、のんびりとした空気が心地よいお店です。ジェラートはすべて自家製で、約25種のフレーバーから日替わりで8種が店頭に並ぶなか、私はストロベリーを、友人はチョコレートとキャラメルのダブルを注文。イートインではコーンまたは陶製のカップを、テイクアウトはコーンまたは紙製カップが選べます。
ストロベリーをひと口食べてびっくり。イチゴそのものを閉じ込めたようなフレッシュで濃厚な味わいです。さわやかな味わいの中にもまろやかさを感じます。
「ストロベリーはソルベ(シャーベット)ですが、一般的には砂糖と水とフルーツピューレで作るところを、当店では10〜15%の豆乳を加え、優しくミルキーな口当たりにしています」(スタッフ 倉内啓示さん)
隠し味の豆乳がまろやかさの秘密!次いでチョコレートをひと口味見。こちらもそれはそれは濃厚で、なめらかなミルクチョコそのもの。キャラメルもパティスリーの生キャラメルをそのまま冷たくしたような味わいです。
「市販のアイスクリームでは味わえない、当店ならではの味を考えた結果、記憶に残るような濃厚なジェラートに行き着きました。チョコやキャラメルなどの副材料の味をしっかり表すにはミルクベースの出来が重要で、牛乳、生クリーム、濃縮乳、砂糖といったシンプルな素材を10g単位で調整し、ベストな配合を日々研究しているんです」(倉内さん)

仕込みは毎日行うので、フレッシュなジェラートが並びます。シングル¥300、ダブル¥400

おみやげ用のカップアイスは常時20種(¥300)。スタッフに伝えればリストを見せてくれます

かわいいチェアが並ぶテラス席。イートンでは、ジェラートのほかオーガニックティーなどもメニューに
おいしさの秘密は、“お店独自の味”へのこだわり。これからもまだまだ進化しそうです。
店名の意味は「ゆっくりジェラート」!?

お店の外観。左端がイートインへの入口。右がベルギービール専門の酒店Beer Pore(テイクアウトのみ)

めずらしいビールがずらり。ゆくゆくは梅ヶ丘地ビールをつくって販売するのが目標とのこと
ところで私が気になったのが、お店の名前「じぇらぽれ」。「ぽれ」にはいったいどんな意味があるのでしょうか?
「“ポレポレ”、スワヒリ語で“ゆっくり”を意味します。当店は、“さら就労塾”という障害者の就労を支援するNPOが運営していて、スタッフは僕たち職業指導員3名と訓練生6〜7名で構成されています。訓練生がそれぞれの能力や可能性に合わせて一般企業で働くための技術を身につける実習の場なんです」(倉内さん)
2001年に設立された「さら就労塾」は、様々な障害を持つ訓練生に向け、IT系に特化した訓練を行って一般企業への就労を支援してきました。近年、訓練生の増加に伴ってIT以外の職種を希望する人が増えてきたことから、サービス業への就労を視野に、今年(2013年)5月に「じぇらぽれ」と隣接するベルギービール専門店「Beer Pore(ビアポレ)」を実習店舗としてオープン。
「視点を変えれば、彼らのスピードや考え方が普通で、“社会”のほうが無理をしているのかもしれませんよね」と、倉内さん。忙しい日常の合間にひと息つける休憩スポットとして、地域に愛されるお店を目指します。
社会のルールを知ることは、生きるために必要なこと
訓練生は、2年の就労訓練期間のうち約3ヵ月間じぇらぽれでの実習を経験しますが、社会との接点や就労の経験がない訓練生も多いため、実習期間に学ぶ内容は、在庫管理や接客などの実務はもちろん、エプロンの着け方、出勤時間の考え方に至るまで、細部にわたるそうです。
「訓練生1人1人を尊重しながらも、現実問題として彼らは社会で働き、お金を稼いで生きていかなければなりません。僕たちの仕事は働く上で必要なルールを彼らが分かるよう噛み砕いて説明し、それを少しずつ理解してもらい、一般企業で困らないようにすることなんです」(倉内さん)
訓練生がお客様への気遣いを見せたり、世間話をするなど楽しそうに接客している様子を見ると、本当にうれしくなるという倉内さん。おいしいジェラートがつなぐ、ゆったりやさしい社会のネットワークがますます広がっている模様。試作に次ぐ試作で新フレーバーも続々登場予定とのこと、次はどんな新しい味に出会えるか楽しみです。

調理場。接客対応のほか、店舗や機械の清掃、素材の準備など多岐にわたる仕事をていねいに覚えていきます

じぇらぽれのスタッフさんたち。キャップとエプロンのユニフォームも訓練生の提案です(左端が倉内さん)
_______________
じぇらぽれ/Beer Pore
営業時間:じぇらぽれ 11:00〜19:00/Beer Pore 12:00〜20:00
定 休 日:水曜日
地域の人々が集う住み開きの家
新しい出会いが待っている。世田谷のコミュニティカフェ
ダイタ森イチバ、はじまります
世田谷で、ダイタ森イチバがはじまります
世田谷代田で、夏に開催された「ものこと祭り」。代田のまちで手作りの市を開催した仕掛人のひとり、服部さんが主体となり、あらたな取り組みがはじまりました。その名も、「ダイタ森イチバ」。
「世田谷代田で、森とつながり、10年先には地域の人が森とかかわれる関係を実現させたいと思っています」(服部さん)
そんな彼らの新たなプロジェクト、森イチバの第一回の会「竹キャンプ」が開催されました。
今回の会場は、世田谷の代田橋駅にある旧柳澤邸。築100年の古民家と庭園が広がる敷地は、柳澤さんの「地域のために使ってほしい」という遺言を受け継ぎ、現在は(社)世田谷トラストまちづくりが保存しています。
そして、柳澤邸を人が集まり交流するようなきっかけの場になるために、今回の会がはじまりました。

世田谷に関わりのある人達が集まりました

竹を使った万華鏡づくり
竹を使って万華鏡づくり
今回は、トージバの青木さんと、青森さんが講師の千葉工業大学のインターン生がゲストとなり、竹を活用した万華鏡づくりを開催。あいにく雨予報で室内の開催になりましたが、当日は世田谷に関わるひとや、モノコトのメンバーの知り合いなど、小学生も含んで約15数名が参加しました。
青木さんのインターン生がレクチャー役となりはじまった万華鏡づくりは、竹に穴を開けたり、万華鏡の色鮮やかなスパンコールの仕掛けを作ったり・・。先生役の学生も、やや緊張した姿がすこし微笑ましくもあります。
「普段竹に関わっていますが、こういう機会がもてたのはとても貴重なこと。地域と人がつながって、竹もテーマになる。またこういう機会が世田谷で生まれたらぜひ加わりたいですね」(青木さん)
「講師は初めてで緊張しましたが、こういった機会で、竹に触れるきっかけに協力することができとてもよい経験になりました。」(インターン生)

トージバの青木さん(左)とインターン生

みんなで熱心に万華鏡づくりが行われます
木も竹も、使われることが必要な時代
実は万華鏡づくりの裏側には、竹の抱えている問題があります。竹は成長が早い一方で、手入れや活用ができずさまざまな地域で竹害がおこっています。そんな竹を、青木さんは遊び道具として親しんで楽しむことを伝えています。この会を通して初めてのひとでも、竹の奥深さを実感したようです。
その後は簡単なお茶会を開催。天候がよければ外でピクニックとなりましたが、お茶を飲みながら、自己紹介をするなど、和気あいあいとした時間が流れました。
「普段仕事で忙しくて、こういう会に参加してみたかった。とてもいいきかっけになりました。」「竹を使ったり、柳澤邸で過ごすのが面白かったです。」
仕事や暮らしをはなれて、こういった会で人が集まることは、新たな出会いにもつながることにつながったようです。まちぐるみでワークショップを開催していくことが、世田谷で始まった事例のひとつとも言えそうです。
これから森イチバでは、来年3月に森のマーケットを企画しているそう。次々と地域をまきこんで取り組む彼らの活動に注目していきたいですね。

手作りの万華鏡が完成!

持ち寄りのお菓子で交流会も
前野里沙
りんごをたっぷり使った、セタビカフェ・ランチボックス

2013年、秋メニュー、ランチボックスの完成形
川場村とのコラボレーション
粕谷ゼミとセタビカフェではこれまでに3回、ランチボックスのコラボレーション企画を行っており、今シーズンが4回目。今回は、初めて世田谷区が「縁組協定」を結んでいる群馬県川場村とのコラボレーションによるメニューづくりとなりました。
世田谷区と群馬県川場村のつながりは1981年に「縁組協定」を締結したことに始まり、今年で32周年を迎えます。現代教養学科、世田谷区、群馬県川場村(世田谷区と縁組協定締結)の交流組織「縁人-enjin-」の方々との交流を通じて、川場村名産のりんごをふんだんに使用した、これからの季節にぴったりのフレンチメニューが実現しました。
セタビカフェのフランス料理のシェフが作るということで、ランチボックスとはいえ商品企画はフランス料理を考えます。川場村のりんごとのコラボレーションメニューということで、メインからデザートまでりんごを使ったメニュー案を考えました。

店頭販売を行った際の記念の一枚

はじめてセタビカフェに伺ったときの記念写真
提案したものをシェフが本格料理に!

試食会の様子。こんなに美味しい料理になるなんて感激

試作した結果のレシピを提案。どきどきでした
いくつかあるメニューのなかで、私が担当したのはメインとなる豚肉のブレゼ(蒸し煮)。過去に、鶏肉料理、魚料理の順番で提供していたため、今回は豚肉料理にしようと決めました。私たちは普段料理の勉強をしているわけではないので、レシピを集めてきて作り方から開発します。
先生の家に集まって試作を作り、皆で食べてみてセタビカフェへ提案をします。それをセタビカフェのシェフが本格的な料理にしてくれるのです。シェフからたくさんアドバイスを頂き、9月に試食会を行いました。
りんごの酸味と甘みの効いたソースで煮込んだブレゼは、予想外に美味しくて驚きでした。実際にランチボックスになる際には、コスト面で豚肉がハムに変更となりましたが、そちらもすごく美味しいです。
私たちの提案を生かしたメニューが完成した喜びはひとしお。皆さんにもおすすめです。
この秋のランチボックスメニュー(~12/1)
昭和女子大学現代教養学科と群馬県川場村、セタビカフェがコラボレーションしたメニューがいよいよ完成!その内容は以下の通りです。
———
○リビエラ(セモリナ粉を使った白ごまパン)…リエットをつけて召し上がっていただける素朴なセミハードパンになっています。
○ジャンボン・ド・パリのブレゼ(りんごソース)…ブイヨンでボイルした豚もも肉のハムをメインにマデラ酒香るフォン・ド・ボーでブレゼ(蒸し煮)しました。酸味が聞いた川場産りんごにカルバドス酒を効かせたソースが人気の一品です。
○彩り野菜とコンソメのジュレ…アンチョビが効いたドレッシングを絡めた色鮮やかな温野菜。ぷるんとしたコンソメのジュレとの組み合わせは抜群です。
○秋の味覚!さんまのリエット…フォアグラの脂で3時間煮込み、なすとしょうがのしぼり汁を使用して魚の生臭さを一切感じさせないシェフ渾身の一品。

試食会後の、完成形を撮影したときの模様。盛り上がりました

店頭販売の際のお客様へ手渡ししているところ
○川場産のりんごを使ったパウンドケーキ…川場産りんごとクルミ、ドライフルーツをふんだんに使用した秋を感じるケーキです。口当たりがとても軽くしっとりとした味わいです。
———
これからの季節、美術館を見学した後にランチボックスを持って、砧公園で紅葉狩りを楽しでみてはいかがでしょうか。
_______________
ランチボックス概要
価格:850円(ドリンクセットは1,000円)
ランチボックス販売期間:10月1日から12月1日まで
提供日:美術館開館日のみ、1日20個限定で販売
※使用するりんごは、あかぎ、紅玉、陽光、しんせかい、ふじなど時期によって異なります。
まちのお茶の間「岡さんのいえ」は、理由がなくてもいていい場所

岡さんのいえ TOMO
元祖「住み開き」の人、明治生まれの故岡ちとせさん
上北沢駅から歩いて5分ほどの閑静な住宅街に現れる「岡さんのいえ TOMO」。家自体はこじんまりとした昔ながらの日本家屋ですが、玄関の前はにぎやかです。「地域共生のいえ」のマーク、今月の予定、岡さんのいえで行われている教室の案内、そして駄菓子屋ののぼり…。気軽にのぞいてごらん、と呼びかけられているような気持ちで玄関に足を踏み入れられます。「最初はね、何をやっているか分からない、怪しい家だなんて言われたもんですよ」と見守り隊員の1人、中島俊一さんが笑います。
岡さんのいえのオーナーは小池良実さん。あれ?岡さんじゃないの?岡さんって誰?と不思議に思うところですが、“岡さん”とは小池さんの大叔母にあたる
岡ちとせさんのことなのです。岡さんが元々の住人で、2006年に99歳で亡くなるまで、多くの時間をこの家で暮らしたといいます。そして、外務省勤務の傍ら1950年代から、同居していた諫山イ子さんと一緒に、近所の子どもたちにピアノと英語を教え、いつも開かれたにぎやかな家だったそうです。

開いているデーカフェの日には、赤ちゃんや子ども連れのお母さんが気軽に訪れて、岡さんの家も賑やか

見守り隊員の小塚さん(右)と中島さん(左)
今でこそコミュニティスペースは珍しくありませんが、60年前にはめずらしい存在だったのではないでしょうか。おもてなしの心と共にかねてから住み開かれてきた家は、「地域の人や子どものために役立ててほしい」という岡さんの想いと共に遺されることに。そして意思を引き継いだ小池さんが岡さんの家を改修し、(財)世田谷トラストまちづくり、サポーターの力を借りながら、2007年からまちのお茶の間として役割をスタートさせました。
強力な助っ人、世田谷トラストまちづくり大学卒業生の「見守り隊員」
地域の人と子どもたちのために役立てるといっても、いざ、何をすればいいのか、どう継続していけばいいのかと知恵を絞るのは大変です。そこに現れたのが、世田谷トラストまちづくりが運営する「まちづくり大学」の地域共生のいえコーディネーター養成講座第一期の修了生たちでした。
このメンバーに、広報のイラストを一手に引き受ける小塚さん、伺った日に“駄菓子屋のおじさん”をやっていた地引功一さん、そして中島さんも含まれます。養成講座の中で、オープンしたての岡さんの家に関わる機会があり、その後も、「見守り隊員」として運営のコアな部分を担っています。
地域共生のいえのコンテンツとして、まず考られたのが、「開いているデー」。とにかく扉を開かなくてはと毎週水曜日をその日に決めたものの、最初は人の入りもイマイチ。そのうち「開いているデーカフェ」と名称を変え、お茶やお菓子を楽しめるようにしたら、ぐっと人が来やすくなったようでした。

取材した日は、だがし屋さんが開催

学校おわりの子ども達も集まります
ここに集うのは赤ちゃんや小さな子どもを連れたお母さんが圧倒的多数です。小学生や中学生のお茶の間にもなりたい、と考えて始めたことのひとつが駄菓子屋さんで、小学校帰りの子どもたちが、家を覗いてくれるようになったといいます。
集う人がしたいことをする場所
さまざまな年代が集まる岡さんの家ですが、「一番接点が少ないのが、中高生かもしれませんね」と小塚さん。しかし、一昨年の一時期、中学生が頻繁に出入りしていたといいます。「放課後まちの公園に、たむろしている中学生がいたんです。特になにをするでもなくいるんですが、体だけはもう大きいもんで、通報されちゃったりしてね。あんまりだから、岡さんのいえに招き入れて、カレーを一緒に作ったり、手仕事が好きだという子がいたから、みんなで刺繍をするちくちくカフェをやったりしました」(中島さん)
彼らは高校生になり、出入りはなくなりましたが、この誰でも迎え入れて、去るときは追わない、ゆるやかな結びつきが岡さんのいえのいいところ。まさに茶の間、なにをするでもなく集まれる場というのは、だれにとっても必要なものです。
もちろん、随時イベントも企画しています。「再現カフェ」では、岡さんが遺したレシピノートにあるハイカラなお菓子を現役のパティシエが腕を振るって再現しています。絵が得意な小塚さんは、図工教室を家だけでなく近隣の小学校でも。他にも夏休みには、大学生や大学院生がボランティアにやってきたり、世田谷美術館のワークショップがあったり…枚挙に暇がありません。関わる人が多様になっていけばいくほど、岡さんのいえの懐の深さも増していくようです。
さらに、近年は大学の研究対象となったり、海外から視察団が訪れたりと、岡さんのいえは住み開きの先進的な事例となっています。

赤ちゃんのためのコンサート

庭遊びのしゃぼん玉は、子ども達に大人気

庭では土いじりもできます
みんなの居場所が続いていくように
取材に行った日は「開いてるデーカフェ」の日で、お客さんはほとんどが子ども連れ。2人の子どもを連れて来たというお母さんに話をうかがうと、「お姉ちゃんが他の子とここに来て遊ぶので、普段とれない下の子との1対1の時間があるのが嬉しいですね。他のお母さんたちと、約束をしなくても集まれるのがいいですね」とおっしゃっていました。
「リタイア後、岡さんのいえに出会ってなかったら、何をしてただろうと怖くなります。結局、ここに来て、自分が遊ばせてもらっているんです」(小塚さん)
「ここに来る人、地元の人に楽しんでもらうために何をしていけばいいのか、抜けているところを振り返る作業を、今やっているんです。始めてからもう6年ですからね。存続していくためのことをやっていかないと」(中島さん)
2人を含め、岡さんのいえに関わる人々は、それぞれの役割と岡さんのいえの将来を想い描いています。

岡さんのいえは、いつも笑顔が絶えません

いつまでも、だれにでも開かれている、岡さんのいえ
“ずっと、当たり前にある家”。それが私たちが実家に求めるものではないでしょうか。例え家族であっても、いい関係を保ち、続けていくにはそれなりの努力がいるもの。「岡さんのいえ」のお茶の間に集う人々の願いもきっと、“いえ”が続いていくこと。かたちは柔軟に変わっても、誰でも「おかえり」と迎えてくれる空間は、岡さんの想いを継いでずっと上北沢にたたずんでいそうです。
_______________
岡さんのいえ TOMO
[住 所]世田谷区上北沢3-5-7
[ホームページ]http://www.okasannoie.com/
原風景の自然が残る岡本静嘉堂緑地で、風情に浸る散策日

岡本静嘉堂緑地に囲まれる「静嘉堂文庫」
岩崎彌之助・小彌太が愛したコレクション
二子玉川駅から閑静な住宅地を抜けると、ふと小さな門に出くわします。門から中を覗くと、小道が緩やかな坂に沿って上へと続いている様子。川を流れる水の音色をBGMに進んでいくと、都会とは思えないほど木々が生い茂る景色が広がります。ここは、「岡本静嘉堂緑地」。由緒ある地として、雄々しい自然が息づいています。
坂を登っていくと現れる、二つの建物。比較的新しい建物が「静嘉堂文庫美術館」、そして右手に隣接する洋館が「静嘉堂文庫」です。「静嘉堂」は、三菱二代目社長・岩崎彌之助(1851〜1908)と四代目社長・小彌太(1879〜1945)の父子二代によって設立されました。二人の愛したコレクションの数々が、ここに収蔵されています。
美術館の左方向には、樹木に見守られるようにして瀟洒(しょうしゃ)な霊廟が建っています。小彌太が父の三回忌に合わせて建設した霊廟で、日本の西洋建築の祖といわれるジョサイア・コンドルが設計しました。澄んだ空気の中、心静かになれる場所です。

緑地内に流れる透き通った水の流れる音はヒーリング効果抜群

東京都指定歴史的建造物に指定されている霊廟
東洋固有の文化財を守りたいという想い

異国情緒漂う文庫。当時イギリスから取り寄せた家具や特注した窓枠など、内装もほぼ当時のまま

文庫内部は一般公開されていないが、文庫蔵書は予約制で閲覧可能
「静嘉堂」には、国宝7点、重要文化財83点を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6500点の東洋古美術品が収蔵されています。さすが、三菱を世界的な企業へと導いた岩崎家、コレクションの規模が壮大です。貴重な文化財が存在する場所にふさわしく、周囲には高潔な空気が流れています。
父の彌之助は、絵画・彫刻・書跡・茶道具など幅広い分野を収集していたのに対し、子の小彌太は中国陶磁を系統的に集めていました。
彌之助のコレクションの目的には、明治維新後の急速な西洋化などにより軽視されてしまった、東洋固有の文化財を守りたいという強い使命感があったといわれています。その父の想いを小彌太が引き継ぎ、図書や美術品の永存のため、大正13年(1924)に文庫用の洋館を建設し、さらに昭和5年(1930)には美術庫と鑑賞室を構築しました。現代の私たちが百年以上も昔の美しい美術品や貴重な書物に出会えるのは、東洋の至宝を守ろうとした二人の強い想いがあったおかげなのです。
旅人による幻のコレクション
この日、美術館では「幕末の北方探検家 松浦武四郎」展が開催されていました。松浦武四郎(1818〜1888)は、日本全国を旅し、多くの著書を刊行した“旅の巨人”。16歳から一人で日本全国を旅して回ったという、根っからの旅人です。
そんな武四郎は、特に北方の地に大きな関心を寄せ、6回も蝦夷地(現・北海道)を探査しました。アイヌの人々との親交がうかがえる著書も、当展で公開されています。また、武四郎は考古遺物の大コレクターでもありました。古墳時代の美しい翡翠(ひすい)の勾玉や、古代ローマの青銅製鏡など、歴史の深みを感じられる考古遺物が並んでいます。
今回の展示物は、静嘉堂が所蔵する武四郎旧蔵コレクションの中から主要なものが選ばれていますが、なんと初公開とのこと。スポットライトを浴びる日を待ちわびていた考古遺物の数々。まさに、幻のコレクションと呼ぶにふさわしい企画展です。

文庫に隣接する美術館。紅葉の時期には周囲の木々が色づく

松浦武四郎撰『北蝦夷余誌』万延元年(1860)刊
緑の木々に囲まれて過ごすひととき

旧長崎家住宅主屋(岡本公園民家園)には囲炉裏やかまどがあり燻煙が漂っている

旧小坂家住宅では外を眺めながらほっとひと息つきたい
「静嘉堂文庫美術館」を後にして、再び緑生い茂る自然の中を歩きます。この日は前日が雨だったためか、葉が瑞々しく香っている様子。自然と、深い呼吸になっている自分に気がつきます。こんなにも木々や草が生き生きと生存している場所があるなんて。都会にいることをすっかり忘れてしまいます。
静嘉堂文庫美術館を訪れたなら、足をのばして立ち寄りたい散策スポットがあります。静嘉堂のある丘を降りたところにある、江戸時代後期の住宅を遺した茅葺き屋根の「旧長崎家住宅主屋(岡本公園民家園)」、また「瀬田四丁目広場」内の、昭和12年に建てられた「旧小坂家住宅」。竹の庭園に癒されながら、太陽の日を浴びてひと休み……。なんとも至福のひとときです。
自然と古き文化が融合する、落ち着いた雰囲気の散策ルート。殺伐とした都会に疲れたとき、雑念を忘れたいとき、休日に散策してみてはいかがでしょう。訪れる際は、世田谷とはいえ、ヒールではなく動きやすい靴で行かれることをオススメいたします。
(撮影:小林友美)
※「幕末の北方探検家 松浦武四郎」展は12月8日(日)まで。
●文庫での閲覧をご希望の場合は事前予約が必要となります。予約方法は、HPでご確認ください。
