【終了】砧公園 世田谷美術館 塔本シスコ展 シスコ・パラダイス

塔本シスコさん(以下、「シスコさん」)は、人生を丸ごと絵日記に描き出すかのごとく、日々の暮らしを題材に、キャンバスのみならず、空箱やガラス瓶、はてはしゃもじにまで、身の回りのあらゆるものに、よろこびあふれる創造のエネルギーを発散しつづけました。

シスコさんが、まるでそこにいて、案内してくれる?!

最初に入口でお迎えしているのは、自分で絵付けをした着物を着たシスコさん(のマネキン)!
会場のいたるところにシスコさんの姿の写真があり、シスコさんが絵の説明をしながら描いている映像があり声も聞こえます。まるで、シスコさんがそこにいて、私たちを案内してくれているようです。

シスコさんが自分で絵付けをした着物でお迎え

美術館の壁面をうめつくす、密な作品群!

シスコさんの絵筆にかかれば、しゃもじもこのとおり大変身!

ミュージアムショップのシスコグッズも充実の品ぞろえです。

エネルギーあふれるシスコ・パラダイス

作品自体の圧倒的な密度、エネルギーはいうまでもなく、広い会場をうめつくすように飾られた様々な作品の量にも圧倒されます。世田谷美術館は、「この展覧会を通して、皆さんに明るさと元気がもたらされたら」という想いで企画したそうです。
皆さんも、世田谷美術館のシスコ・パラダイスにエネルギーを充電しに行きませんか?

開催概要

会  期 2021年9月4日(土)~11月7日(日)
※日時指定制《チケットのご購入はこちら
9月4日(土)-9月30日(木)のチケットは、8月25日(水)正午より販売開始
10月1日(金)-11月7日(日)のチケットは、9月25日(土)正午より販売開始

開館時間 10:00~18:00(最終入場は17:30まで)

休  館  日 毎週月曜日/ただし9月20日(月・祝)は開館、翌9月21日(火)は休館

会  場 世田谷美術館 1階展示室

観  覧  料 一般1,000円、65歳以上800円、大高生800円、中小生500円 ※障害者は500円、大高生の障害者は無料。介助者(障害者1名につき1名)は無料

主  催 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)

後  援 世田谷区、世田谷区教育委員会

お問合せ先 世田谷美術館 世田谷区砧公園1-2  TEL 03-3415-6011(代表)

展覧会のご案内
050‐5541‐8600(ハローダイヤル) https://www.setagayaartmuseum.or.jp

塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00206

 

世田谷区内のフードパントリー、フードドライブなど食料支援窓口

下北沢 屋外のピアノコンサート、人の出会い・交流するシモキタまちピアノ

下北沢駅東口に、どこからかピアノの音が響いてきます。

今、ユーチューブでも人気がある、「ストリートピアノ」、「まちピアノ」。音楽や演劇の街である下北沢にも、誰でも弾けて、聞くことができる「シモキタまちピアノ」があります。下北沢駅の東口、改札正面にある赤茶色いビル「シモキタフロント」。この1階屋外スペースに「シモキタまちピアノ」があります。

ビルの色と似た赤茶色のアップライトピアノが、シモキタまちピアノです。

ワイシャツの男性とシモキタまちピアノ

ワイシャツ姿の男性が、演奏を始めると、ピアノの音色に、歩いている人が、ふいに立ち止まり、そして吸い寄せられてきます。数曲の力のこもった演奏が終わると、集まった皆さんから拍手がわいていました。男性も軽く一礼、ちょっとした青空コンサートです。

ワイシャツの男性とシモキタまちピアノ

親子で聞き入っていたお母さんは、男性の演奏を聴いて、とても素敵な時間をいただけたと、感動されていました。

 

開放的な空間で弾けるシモキタまちピアノ

ワイシャツの男性は、自宅の電子ピアノで弾いているより、ピアノで弾きたかったことと、街ゆく人に自分の演奏を聴いてもらいたくて、会社帰りにわざわざ電車を乗り継いで下北沢へ来たそうです。「ここは、開放感があって楽しいです!」とひとこと。下北沢駅前の大きな広場に面しとても開放的、下北沢の人々が行き交う「シモキタまちピアノ」のロケーションは、まさに下北沢の“ど真ん中”です。

ピアノの横を、下北沢の人々が行き交います

 

ピアノによって生まれる交流

演奏後、ワイシャツの男性は、ピアノを聞いていた女性たちと、感想や曲についての話で盛り上がり、演奏者と街ゆく人の出会いと交流が生まれていました。コロナ禍で、人が交流することも難しい昨今、演奏者とたまたま通りかかった人が生の演奏をとおして出会いが自然に生まれるのも、まちピアノの魅力のひとつなのかもしれません。

 

シモキタまちピアノが誕生するまで

管理運営しているシモキタフロント株式会社 代表取締役 柏雅弘さんにお話しを伺いました。実はシモキタまちピアノがここに置かれることになるまでは、関係者の皆さんの大変なご苦労があったそうです。

シモキタフロントの柏さん

はじめは、定期的に開催している世田谷区と区民が北沢地域の活性化のための話し合いの中で挙がったアイデアだったそうです。安全が確保出来るかどうか、駅に置けないか世田谷代田駅コンコースで試したり。設置場所をどうするか、はじめはシモキタフロントの2階に設置されたそうですが、「公園にあるすべり台やブランコみたいに、通りがかりの人に何気なく弾いてほしかったんです。誰でも、ふいに弾ける環境にしたかった。」という柏さんの想いもあり、現在のシモキタフロントの1階エントランスに設置することになったそうです。

屋外に設置されているシモキタまちピアノ

 

みんなでつくったピアノのレインカバー

設置場所は、1階エントランス、屋根はありますが、屋外。「あんな屋外に近い過酷な所にピアノを置くなんて」というご批判もあったそうです。

「あのピアノは地域の方が寄贈してくれた思い出いっぱいのピアノで、沢山の人に弾き繋いでほしいというご希望だったんです。だからちょっと過酷だけど、一番弾きやすい所に置きました。」と、柏さんは、地域の方や訪れる方にたくさん弾いてもらうことを最優先に考えたそうです。

それでも、雨風から守ることはとても大切、ピアノのレインカバーを考えたそうです。探し回りましたが、そもそもピアノのレインカバーは存在しません。柏さんと「シモキタまちピアノ」を推進する街のみなさんで、梱包の会社に特注して作ってもらったそうです。ピアノを寄贈してくれた方、柏さんや街の皆さんの見えない部分で大変なご尽力をくださったからこそ、シモキタまちピアノの今があるのではないでしょうか。

みなさんも、ぜひ下北沢に行かれた際は、駅前の「シモキタまちピアノ」に足をとめて演奏を聴いてみてください。そして、下北沢駅前シモキタフロントの開放的な空の下で、自ら弾いてみてください。きっと素敵な時間と出会いが待っています。

フェイスブック:https://www.facebook.com/machipianoshimokita/

ツイッター:https://twitter.com/smachipiano

 

三軒茶屋 春日明夫コレクション アメリカン・トイズsince1920s 暮らしと時代を映す玩具展

生活工房では、フィッシャー・プライス トイズの製品を中心に、戦前から戦後にかけてのアメリカの玩具約110点、同時代の日本の玩具約40点も合わせ展示します。異なる社会や文化、時代を映した玩具をぜひご覧ください。

会 期 9/7(火)~12/19(日) 9:00~21:00 月曜休み(9/20をのぞく)

会 場 生活工房ギャラリー(世田谷区太子堂4-1‐1 三軒茶屋キャロットタワー3階)

入場料 無料

お問合せ・主 催 公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
TEL 03-5432-1543
HP https://www.setagaya-ldc.net/

監 修 春日明夫

後 援 世田谷区、世田谷区教育委員会

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、必要な対策を講じて開催いたします。最新情報は、生活工房ホームページをご覧ください。

 

梅丘 季節の不調をヨガで解消!梅丘げんき講座「はじめてのヨガ」

どなたでも気軽に参加できる「梅丘げんき講座」、9月のプログラムは7月に続き、初心者向けの「ヨガ」です。季節の変わり目のプチ不調をヨガですっきり解消していきましょう。

【日     時】9月27日(月)10:00~11:10 ※受付は9:30~
【会     場】梅丘パークホール(世田谷区松原6-4-1)
    費】1,000円
【持    物】動きやすい服、タオル、飲み物
【参加申込】電話受付中
      梅丘パークホール 03-5300-3220まで

注意事項】
・講座直前のお食事はお控えください。
・貸出しのヨガマットは除菌清掃してありますが、気になる方はバスタオル等ご持参ください。
・ヨガは素足で行いますので会場内は土足禁止です。気になる方は内履き等ご持参ください。

【新型コロナウイルス感染症対策について】
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者の皆様が安心してご参加いただける取り組みを進めております。 開催時は感染症対策を講じながら実施いたしますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

三軒茶屋 多文化理解講座「世界のTea Timeを比べてみよう」午後の部 参加者募集

せたがや国際交流センターでは、10/9に多文化理解を深める講座「世界のTea Timeを比べてみよう」を開催します。世界の各地、様々な発展をしてきたお茶文化を通じて、日本との違いを学ぶ講座です。一服のお茶から、世界の文化の違いを学んでみませんか。

日 時 10/9(土)午後の部14:00~16:00

会 場 キャロットタワー5階 セミナールーム(太子堂4-1-1)

定 員 先着15名/各回

参加費 500円(中学生以下無料)

申し込み 電話、または以下のHPにある、申込フォームにて受付

https://crossing-setagaya.com/course20210825_2501/

お問合せ・主催 (公財)せたがや文化財団 せたがや国際交流センター
(世田谷区太子堂4-1-1 2階)

電 話 03-5432-1538(10:00~18:00)※月曜日・年末年始は休館

HP https://crossing-setagaya.com/

後 援 世田谷区

 

三軒茶屋 多文化理解講座「世界のTea Timeを比べてみよう」午前の部 参加者募集

せたがや国際交流センターでは、10/9に多文化理解を深める講座「世界のTea Timeを比べてみよう」を開催します。世界の各地、様々な発展をしてきたお茶文化を通じて、日本との違いを学ぶ講座です。一服のお茶から、世界の文化の違いを学んでみませんか。

日 時 10/9(土)午前の部10:00~12:00

会 場 キャロットタワー5階 セミナールーム(太子堂4-1-1)

定 員 先着15名/各回

参加費 500円(中学生以下無料)

申し込み 電話、または以下のHPにある、申込フォームにて受付

https://crossing-setagaya.com/course20210825_2501/

お問合せ・主催 (公財)せたがや文化財団 せたがや国際交流センター
(世田谷区太子堂4-1-1 2階)

電 話 03-5432-1538(10:00~18:00)※月曜日・年末年始は休館

HP https://crossing-setagaya.com/

後 援 世田谷区

 

三軒茶屋 多文化理解講座「世界のTea Timeを比べてみよう」参加者募集

せたがや国際交流センターでは、10/9に多文化理解を深める講座「世界のTea Timeを比べてみよう」を開催します。世界の各地、様々な発展をしてきたお茶文化を通じて、日本との違いを学ぶ講座です。一服のお茶から、世界の文化の違いを学んでみませんか。

日 時 10/9(土)午前の部10:00~12:00 又は、午後の部14:00~16:00

会 場 キャロットタワー5階 セミナールーム(太子堂4-1-1)

定 員 先着15名/各回

参加費 500円(中学生以下無料)

申し込み 電話、または以下のHPにある、申込フォームにて受付

https://crossing-setagaya.com/course20210825_2501/

お問合せ・主催 (公財)せたがや文化財団 せたがや国際交流センター
(世田谷区太子堂4-1-1 2階)

電 話 03-5432-1538(10:00~18:00)※月曜日・年末年始は休館

HP https://crossing-setagaya.com/

後 援 世田谷区

 

弦巻 教育センター せたがやプラネタリウム 8月~10月「大人のための星空散歩」他

世田谷区立教育センター内にある、「せたがやプラネタリウム」は、1億4000万の星を映し、自然で美しい星空を再現しています。この美しい星空のもと、専門スタッフによる一般投影では、当日の夜空に見られる月・惑星・星座の紹介や、特別投影による、「大人のための星空散歩」や「CDコンサート」など、星空解説の他、宇宙などの天文について親しむイベントも開催しています。
ゆったりと夜空に広がる星を見ながら、天文に纏わる話題に触れ、知識を深めてみてはいかがでしょうか。

【特別投影】
◆大人のための星空散歩

高校生以上を対象とする、大人向けの投影です。当日の夜空に見られる星空の解説の他、星や宇宙などの天文の話題を取り上げてお話しします。

日 程
毎月第4土曜日
8/28   「お月見を楽しむ」
9/25 「ALMA望遠鏡10年の軌跡」
10/23 「衝突する銀河 -美しい銀河の世界-」
時 間
18:30~19:30
観覧料
大人400円 先着70名(当日9:00~ 観覧券販売)
※中学生以下の方はご遠慮ください。

◆星空CDコンサート

満天の星の下で、CDによる音楽を聴くコンサートです。コンサートの中では、星空の紹介もお楽しみいただけます。

日 程
毎月第2土曜日 ※9月、3月はお休み
10/9「秋の星空とショパンの調べ」
時 間
18:30~19:30
観覧料
大人400円 子ども100円 幼児無料(当日9:00~ 観覧券販売)
※小学生以下の方は保護者同伴でご覧ください。

【一般投影】

投影日時 
第3日曜を除く、土・日曜日 ※詳しくは下記のHPにてご確認ください。
・ちびっこタイム(幼児~小学校低学年向け) 11:00~(50分)
・一般投影(子ども~大人) 13:30~、15:30~(各60分)
定 員 各回70名。
※今後の状況により、変更する場合があります。
観覧料(ちびっこタイム・一般投影)
おとな 400円(高校生以上)
こども 100円(小学生・中学生)※土曜日・日曜日、祝日、休日は無料
幼児  無 料(小学生未満)

◆その他、天文講座等、いろいろなプログラムもございます。詳しくは、下記HPをご覧ください。

お問合せ 世田谷区立教育センター プラネタリウム(弦巻3-16-8)
TEL/FAX   03-3429-0780
HP https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/011/002/d00007490.html

尾山台 世代を超えて愛されるケーキ店「パティスリークレヨン」

美味しいケーキが食べたい。ふと思う時はありませんか?

世田谷区商店街連合が開催する「第5回 キラリ輝く個店グランプリ2020年度」で、物販・サービス部門の準グランプリ、世田谷区議会議長賞を受賞し、地元の尾山台で愛される洋菓子・ケーキ店「パティスリー クレヨン」をご紹介します。

第5回キラリ輝く個店グランプリ2020年度受賞店舗パンフレット

パティスリークレヨン 尾山台駅から徒歩4分

東急大井町線尾山台駅、活気あるハッピーロード尾山台を南へ、尾山台図書館の角を曲がると、少し先にケーキが描かれたオレンジ色の旗、ここに「パティスリークレヨン」があります。

オレンジ色が印象的なパティスリークレヨン

人気の尾山台ロール、アメがけシュークリーム

パティスリークレヨンの店内には、焼き菓子やケーキがずらりと並んでいます。人気は「尾山台ロール」や「尾山台プリン」、「アメがけシュークリーム」です。

尾山台プリン、この街の名前がついたプリンです。¥300

艶々のアメがけシュークリーム¥200

ずらりとケーキが並ぶショーケース

焼き菓子の種類も豊富

尾山台で愛されるケーキ屋さん

地元で愛されるパティスリークレヨン。お店に来られていたお客さんは「友人の口コミで、尾山台でケーキといえばここにきています。こちらのケーキは材料がいいんです。」と教えてくれました。

また、おみやげに可愛いウサギやクマの洋菓子のギフト、誕生日やクリスマスにはイチゴ、チーズ、チョコ、フルーツなどケーキも豊富で、地域のファミリーにもとても便利なお店です。お店には地元の小学生がつくってくれたお店のレポートが掲示されています。2019年には中学生の職場体験を受け入れるなど地域活動にも協力されていて、地域に密着したお店です。

地域の小学生が作ったお店のレポート

可愛いギフトセットがたくさん

トイプードルのマカロンちゃんのチョコレートケーキ

苺のショートケーキ。クリームとスポンジとのバランスが絶妙です。

子どもからおばあちゃん、おじいちゃんまで安心して食べてほしい

「パティスリー クレヨン」の代表・シェフである江島さんは、六本木「パンドラ」のスーシェフ、鎌倉「ウインズ」や「大磯プリンスホテル」、「鎌倉プリンスホテル」などの経験を積まれた腕利きのシェフです。「材料に特にこだわっています。例えば、生クリームは乳製品から作り、洋菓子は添加物を使っていません。お酒も基本的には使わず、子どもからおばあちゃん、おじいちゃんまで、安心して美味しく食べて欲しいと考えています。尾山台で、創業20年。お店のコンセプトは、地域の方に愛されるケーキ店です。」と江島さんはいいます。

今回、私も、パティスリークレヨンの苺のショートケーキを食べ、フワフワさと爽やかな甘みに、お店のファンになってしまいました。次は、アメかけシュークリームに決めまてます。皆さんも、家族のお祝いや、季節の手土産に、尾山台のパティスリークレヨンの洋菓子とケーキはいかがでしょうか、おすすめです。

 

世田谷 猫のリクちゃんがお出迎え「箱庭カフェ」

世田谷区世田谷、区役所のすぐ脇に、ピンク色が目を引く中川さんのお宅があります。中川さんは、英語塾もひらくご自宅を、2年ほど前から“箱庭カフェ”として地域に開放しています。お庭には、枝振りが良い立派な梅の木。風がやさしく吹き抜ける廊下には、猫のリクちゃんが迎えてくれます。

箱庭カフェとは

「箱庭カフェ」では、地域・多世代が出会い、新しい発見や、子育てのお話しなど、のんびり過ごすことができます。毎月第1火曜日の14:00~16:30には、お茶代300円でちょこっと立ち寄り、自由に過ごすことができる“ちょこより”が開催されています。また、“英語の絵本の読み聞かせ”や“ドイツと日本の料理で交流”など、英語塾を行う中川さんならではの、国際色あるイベントが開催されています。これまで20人以上集まった大盛況のイベントもあり、参加した外国人の方から、日本で一番心に残ったのは、「箱庭カフェ」だったと言われたこともあるそうです。

世田谷トラストまちづくり「地域共生のいえ」

「箱庭カフェ」は、一般財団法人世田谷トラストまちづくりの「地域共生のいえづくり支援制度」を活用し、運営されています。これは、区民に向けて「あなたの自宅をまちにひらいて、地域に役立てませんか」と呼びかけ、応えてくれたオーナーに対し、実施に向けて支援を行う制度で、地域共生のまちづくりを推進し、区民の暮らしやすい環境と、地域の絆を生み出し育んでいくことを目的にしています。それぞれの地域共生のいえでオーナーの方々の想いに応じて高齢者の福祉支援、子育て支援、介護者支援、交流支援など目的があるそうです。

国際色あるイベントは、たくさんの方がいらっしゃいます。

様々なイベントが開催されています。

風通しの良い地域に向けて

「外から移り住んでくる人々も多い世田谷で、区民の方々が自宅を開放し、地域の風通しを良くし、コミュニケーションを生んでいる」と中川さんはいいます。初めての方のお宅にうかがうというのは少しの気恥ずかしさや緊張があるのですが、訪問してみるととても居心地がよく、心落ち着くスペースです。みなさんも、「箱庭カフェ」を訪れてみませんか?
きっと猫のリクちゃんが、のんびり出迎えてくれるはずです。

■活動概要
最寄駅:東急世田谷線世田谷駅より徒歩4分
連絡先:E-mail:kizmo4229@gmail.com(中川さん)
活動日:2021年6月現在活動は休止中。再開についてはお問い合わせください。
◎ちょこより | 毎月第一火曜日 14 時~16時30分(お茶代 300 円)
お茶を飲みながらゆっくり過ごす場。 地域の身近な情報が集う。

◎こみゅこみゅ | 詳細は家の前の看板に掲示 ネットワークを活かしてイベントを企画開催します。

【終了】弦巻 教育センター せたがやプラネタリウム 星空CDコンサート 「エリック・クラプトン -ギターの世界-」

世田谷区立教育センター内にある、「せたがやプラネタリウム」は、1億4000万の星を映し、自然で美しい星空を再現しています。
この美しい星空のもと、専門スタッフによる一般投影では、当日の夜空に見られる月・惑星・星座の紹介や、特別投影による、「大人のための星空散歩」や「CDコンサート」など、星空解説の他、宇宙などの天文について親しむイベントも開催しています。

皆さんもぜひ、天の川煌めく夏の夜の星空のロマンに触れてみませんか。

【特別投影】

◆星空CDコンサート
満天の星の下で、CDによる音楽を聴くコンサートです。コンサートの中では、星空の紹介もお楽しみいただけます。

日 程
9月3月以外の毎月第2土曜日、
8/14「エリック・クラプトン -ギターの世界-」

時 間
18:30~19:30

観覧料
大人400円 子ども100円 幼児無料(当日9:00~ 観覧券販売)
※小学生以下の方は保護者同伴でご覧ください。

【一般投影】
投影日時 
第3日曜 6/20、7/18、8/15を除く、土・日曜日
6月 土・日曜日
7月 土・日曜日・祝日と学校の夏休み期間 7/21(水)~31(土)
8月 土・日曜日・祝日・休日と学校の夏休み期間 8/1(日)~31(火)

・ちびっこタイム(幼児~小学校低学年向け) 11:00~(50分)
・一般投影(子ども~大人) 13:30~、15:30~(各60分)
※詳しくは以下のHPをごらんください。

定 員 各回70名。
※今後の状況により、変更する場合があります。

観覧料(ちびっこタイム・一般投影)
おとな 400円(高校生以上)
こども 100円(小学生・中学生)※土曜日・日曜日、祝日、休日は無料
幼児  無 料(小学生未満)

お問合せ 世田谷区立教育センター プラネタリウム(弦巻3-16-8)
TEL/FAX   03-3429-0780
HP https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/011/002/d00007490.html

山下・豪徳寺 沖縄陶器やちむんを求めて「うつわのわ田」

「やちむん」とは

皆さんは、沖縄の陶器「やちむん」をご存じですか。「やちむん」とは沖縄の言葉で「焼き物」という意味で、沖縄県産の陶器のことです。最近は、インテリアショップなどでも積極的に扱われ、若い世代にも人気が出てきています。

世田谷で「やちむん」を買うことのできるお店「うつわのわ田」は、東急世田谷線山下駅(小田急線豪徳寺駅)から徒歩2分のところにあります。駅からの南東側、北沢川緑道の近く、目立つ看板はありませんが、とても可愛い足が付いたサインで迎えてくれます。

特徴的な看板が可愛らしい

店内は、奥がレジカウンター。両脇にうつわがずらりと並ぶ棚。まんなかにちゃぶ台くらいの机があり、青々としたみどりと、うつわがたくさん置かれています。

たくさんの器が並ぶ店内の様子

窯元に直接足を運んで、目で見て決める和田さんの想い

「うちは九州や沖縄の陶器が多いんです」と、店長の和田さん。

店主の和田さん

「やちむん」とは沖縄で陶器全般の事を指す方言。陶器横のPOPカードで産地や特徴をポイントにして可愛く表示してくれています。商品と照らし合わせながら、楽しく知れる工夫です。窯元名や技なども、とても参考になります。

特筆すべきポイントが星付きで紹介されている

「うつわのわ田の商品は全て、窯元さんの所に訪ねて行って、お話を聞いたり、目で見て決めたものばかりなんですよ」と和田さん。置いてある陶器は自信をもってお勧めできるものばかりだそうです。

福岡県の小石原焼鬼丸豊喜窯の大皿 (七寸八寸)もあります。

和田さんが「うつわのわ田」を始められる前はアパレル業界にいたと聞いて、その培われたセンスの良さが垣間見れます。「違う柄や模様のものを組み合わせても、バランスは取れるようになっているはず。」(和田さん)確かに店内には多くの種類のうつわが並んでいますが、賑やかさの中にもバランスと調和が保たれています。

和田さんがこだわり抜いた品揃え

製法は伝統的で、丁寧。手間も時間もかかっています。

やちむんは、一つずつ手作り。大量生産は出来ません。中には登り窯で、何日もかけて窯火(かまび)の番をしながら焼き上げるという大変な作り方をされている窯元もあるそうです。お店で出会えるうつわは、まさに一期一会です。
やちむんのポッテリとした厚みは、沖縄の素朴な感じを思い起こします。そして個性的なものばかり。カラフルでいて優しい色合いで図柄が描かれていたり、一定の模様が一面に美しく付けられていたり、へらなどで削るのか立体的な文様になっていたり。どれもこれも魅力的です。

沖縄県大宜味村のやちむん与那城の大皿

「琉球ガラスも、とっても人気です」(和田さん)琉球ガラスは、瓶などを溶かして再度形成して作る製法だそうで、色に深みがあります。こちらも一つ一つ、ドロドロに熱したガラスを、口で吹いて作っています。手間暇、愛情たっぷり込められている上に、ガラスに厚みがあるので、手作りならではの雰囲気を感じました。

沖縄県那覇市の奥原硝子製造所のペリカンピッチャー

一度その良さにはまると、揃えたくなる!?

「うつわのわ田」にいらっしゃるお客様に共通するのは、選ぶ時間が長い事。みなさん、選ぶのが楽しそうです。購入されたお客様にお話を聞いてみると「実は『うつわのわ田』さんに来るのは今日で2回目なんです。近所なんですが、一度適当にお茶椀を買ってみたら、ビックリするほどお米の味が美味しくて。もっと揃えたいと思ってお金を貯めていたんです。今日はたくさん買ってしまいました。」と教えてくれました。

「マカイ」とは沖縄の方言で「椀」のこと

別のお客様は、「散歩の途中で何気なく入って買ってみたら、もう気にいっちゃって。今日は家族の分も買い揃えに来ました。今、外出しづらいから、食卓を楽しみに出来るって嬉しい。このうつわで食べると本当にご飯が美味しくなるんですよ。あれもこれもたくさん買っちゃたけど、今はおうち時間を充実させられるのっていいですよね」とのこと。お二人とも、大変満足そうで、器にどんな食事をのせようかと、とても楽しみになさっていました。

 

線彫りが美しい魚紋は「やちむん」の代表的なデザイン

沖縄のうつわ「やちむん」に誘われて

今はなかなか外に出づらい時期。家でゆっくりお食事をしながら沖縄に思いを馳せることのできる、沖縄の器「やちむん」。皆さんも豪徳寺の「うつわのわ田」に器探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

シーサーもお待ちしてます

三軒茶屋 保護されている猫「保護猫」との出会いの場、SANCHACO(サンチャコ)

今、多くの人に愛されている人気の高い猫。しかし、そんな猫が行き場がなくなり保護されるケースがあります。保護されている猫は「保護猫」といい、年間では5.6万頭も自治体に保護され、その内の約58%は飼い主に返還されたり、新たな飼い主に譲渡されています。(2018年度統計より)

猫が作る繋がりの楽しさ

三軒茶屋駅と西太子堂駅からほど近く、世田谷通りから路地を曲がったすぐの所に、三階建てのネイビーの建物「SANCHACO」があります。「SANCHACO」は複合型賃貸施設、賃貸住宅に加え、コワーキングスペースとレンタルスペースを兼ね備えています。この中に、コワーキングスペース「neco-makers」があります。「neco-makers」には、猫達が色々な所でゆったり過ごしています。窓辺のお気に入りのハウスでまどろんでいたり、ソファで誰かに撫ぜられてうっとりしていたり、パトロールするようにうろうろしていたり。
  

「三軒茶屋って雑多な町で、新しいものや古いもの、若い人や大人が入り混じってます。そこにある家だから、色々な人が出入りし、混ざり合う場をつくりたいと考えました。」と「SANCHACO」を建てた想いをオーナーの東さんが教えてくれました。「neco-makers」では、地域の住民や会員が個人の作業をする場所としてだけでなく、外部の方も利用できる機会が設けられているそうです。

取材日は「オープンハウス」といわれる、外部の人達が猫達に会いに来れる日でした。多くの人が猫達に会いに訪れていました。

ここの猫達は、保護団体から預かっている猫で、気が合った方がいればマッチングできるそうです。飼わなくても、猫に触れ合ったり、猫の小物を作るワークショップが開催されたりていて、猫を通じた人同士の繋がりも生まれています。

地域の人達が覗き見られるオープンスペース

道路わきのレンタルスペース「NECO NO HITAI」では、その日、お惣菜販売のイベントを開催されていました。

お惣菜販売をしていたクボタさん。「大切に作られた野菜を、その素材にあった調理法で、美味しく仕上げたものを食べてもらいたい」と、こだわり抜いた野菜とそのお惣菜を販売しているそうです。
 

西太子堂駅から歩いてきた人が野菜を覗いていきます。興味をもってクボタさんに話しかける方もいたり、「SANCHACO」のオープンな環境で、人が繋がっていきます。

引越し当日に、猫が覗きに来る賃貸

「SANCHACO」の住民の方が、「私が引越して来たとき、猫が部屋を覗きにきて、さらに部屋に入って来て、勝手にくつろぐぎはじめました。いつかは飼おうかなと思って入居したのに、すっかり『我が家』と決めた猫に押し切られ、すぐに飼う事になりました。」と教えてくれました。彼女は、「SANCHACO」に住みかえる際、前の家より狭くなったりと迷われていた時期もあったそうです。しかし、猫達との自然な暮らしや、もし飼った後、留守にする際でも預けあえる環境や、住民同士のつながりなどに魅かれ、こちらに住むことを決めたそうです。「みんなで猫のためのLINEグループを作って情報共有したり、太ってしまった猫のダイエット作戦を練ったり、すごく楽しいですよ」と笑顔でいいます。

みんなの猫愛と、猫から「繋がり」のプレゼント

保護した猫を飼いたい場合でも、人間側にも都合があったりします。家の状態や、心の準備、猫との相性など。「SANCHACO」では、それをゆっくりと、すり合わせていくことができます。また、ここの猫達には、ファンがいておやつを沢山寄附していただいているそうです。おかげさまで、おやつで太ってしまう猫もいます。一度寂しい想いをした保護猫たちへの愛と、第二の暮らしのための出会いが、ここにはありました。また、レンタルスペースを活用して、保護猫の譲渡会、猫のための編み物「ニャンモック」をつくるワークショップやイベント等も開催しています。
皆さんも、「SANCHACO」の保護猫に会いに来ませんか。もしかして大きな出会いが待っているかもしれません。

「SANCHACO」HP https://www.sancha-co.com/

上野毛 芸術的なパフェを体験 L’atelier à ma façon(ラトリエ ア マ ファソン)

美しすぎるパフェがInstagramで話題

「ラトリエ ア マ ファソン」は、東急大井町線上野毛駅から徒歩1分、上野毛通りから少し入ったところにあるパフェ専門店です。ラトリエ ア マ ファソンのインスタグラムには、美しくカットされたフルーツがきらめく、パフェの概念を超えた芸術作品のような一皿の写真が並んでいます。インスタユーザーには絶大な認知と人気を誇り、メディアでも度々取り上げられ、午前10時の開店から行列ができるほどの人気店です。その日のメニューがなくなり次第営業終了となります。

美しいグラスデザート

食べるというより体験する

この美しいパフェを生み出しているのは、オーナーシェフの森郁磨さん。森さんは、フレンチやスイーツの技術を極め、この美しいパフェにたどり着き、「体験の提供を目指しています」といいます。お店では、「言葉も通じない場所で、道を曲がるかどうかを判断しながら進む一人旅のような体験」を味わうことができます。

ノックしてから入りたくなるような白い扉。

入口の紫陽花に目を奪われます。紫陽花の浮かべられた水盆が置かれていたお店の入り口。

 

脳内時間旅行ができるパフェ

季節ごとのパフェを楽しめるラトリエ ア マ ファソン。梅雨時には、紫陽花をイメージした一皿が有名です。パフェグラスを乗せるお皿に敷き詰められた生花の紫陽花、彩りの美しいゼリーを受け止める青梅の翡翠煮(ドゥミセック)や道明寺…。静かに雨に濡れるあじさい寺を散策した記憶がよみがえるようです。森さんは「紫陽花そのものに対するリスペクトがあって、このパフェを作っています。」といいます。「秋、サツマイモや栗を使った時は、芋掘りや栗拾いを懐かしく思い出してくれるかな」と、どの季節にもパティシエの素敵なたくらみを隠しながら趣向を凝らしているそうです。

紫陽花をイメージした一品

美しいグラスデザート

ラトリエ ア マ ファソンは、「和」だけではなく、ベースにあるのはフレンチの技術。イチゴやメロンのパフェは、おとぎ話のプリンセスになったような気分まで味わえます。

いちごなどのグラスデザート

 

細部に至るまで「ア マ ファソン」

店名の「ラトリエ」はアトリエ・工房の意味を持つフランス語。一品ずつ、心を込めて作り上げるところからきているそうです。「ア マ ファソン」は、私の流儀という意味があるそうです。

店名にも想いがあふれています。

居心地のよい空間を演出している椅子やテーブルは、ゴシックやバロックをはじめとした建築にも興味があったという森さんの審美眼にかなったものが揃います。

居心地の良い店内

座る席によって感じる世界観が違うのも、狙い。

店内は、壁の素材や色を変えるという仕掛けが施されており、座る席によって感じる世界観が違います。雨の日でも光を感じることができる窓際。コンクリート壁とアンティーク家具が調和したテーブル席。ドリップコーヒーをうっとり眺められるカウンター。白壁で明るい小さなカウンター。旅慣れた人は、何度も訪れる場所でも季節によって表情が違うといいますが、ラトリエ ア マ ファソンも座る席ごとに世界観の違いを味わうことができます。

カウンターも落ち着いて過ごせます。

食器やインテリアも楽しみのひとつ食器や飾られている品々もストーリーが感じられるものばかりです。

自分流を大切にする人がリピート来店

話題性を求めて来店する人が多い一方で、本当にパフェに興味が深い人、スイーツ探訪を心から愛する人が何度も足を運んでくれるそうです。一人で来店する男性が比較的多く、ラトリエ ア マ ファソンの男性の来店率は上昇を続け、スイーツでは高い14%(2021年6月現在お店調べ)となっているそうです。森さんも「自分の「好き」を突き詰めていく人が増え、それを隠さなくなったのは、いいことです。若いカップルが和スイーツを楽しんでいる隣でおばあちゃんがパフェを食べているとか、男性がちょっと専門的な質問をしてくる、といったことが、今は普通になっている」といいます。

パフェを通じたパティシエとお客さんのコミュニケーション

森さんをはじめパティシエは、来店したお客さんの「今日は何を繰り出してくるんだろう」という期待感に対して、「驚くかな、喜ぶかな」という気持ちで作っているそうです。また、常連の方の注文されたメニューは、大切な情報として記憶しているそうです。

さらに、森さんは「パフェは、建築や文学のように何百年も形が残るわけではない。形が特徴的である一方で溶けてなくなってしまうもの。だからこそ、提供した一皿は、その人の記憶の中だけにとどめられる」という感覚が根底にあるそうです。ラトリエ ア マ ファソンにはパフェを通じたパティシエとお客さんのコミュニケーションがあります。

研鑽を続けるスタッフ。

本文中、ラトリエ ア マ ファンソンの皆さんはかなりストイックなように思われたかもしれませんが、とてもフレンドリーな方々でした。そして、ラトリエ ア マ ファソンを愛している!という気持ちに溢れていました。

遠くに旅行に行けなくても、特別な非日常を味わえるラトリエ ア マ ファソン。芸術的なパフェを堪能しながら、自分の記憶やパティシエの”たくらみ”に思いをはせる豊かな時間を過ごしてみてはいががでしょうか。余裕をもったお時間に行かれることをおススメします。

駒沢公園 世田谷に東京2020オリンピックの聖火がやって来た!

コロナ禍をつないできた聖火、希望の光

7月9日、東京オリンピックの聖火が東京都に到着しました。新型コロナウイルス感染拡大を受け、公道での聖火リレーは残念ながら中止となりましたが、代わりに世田谷区駒沢オリンピック公園総合運動場でお披露目式が開催されました。

お披露目式が催された、世田谷区駒沢オリンピック公園総合運動場

聖火は9時ごろ、ランタンに入って会場に到着しました。お披露目式の会場となった駒沢オリンピック公園総合運動場は、1964年東京大会で競技会場となった場所です。64年大会のときに設立された東京都交響楽団がトランペット五重奏で迎えました。

東京都交響楽団トランペット五重奏による「東京オリンピック・ファンファーレ」の演奏

小池知事は「厳しい状況を全国の皆さんの強い思いと工夫によって乗り越え、希望の道としてここまでつながれてきました。それぞれの思いを聖火に込め、オリンピックスタジアムにしっかりつないでいただきたいです」と都内での聖火リレー開始を宣言しました。

続いて、元パラリンピック射撃選手の田口亜希さんが聖火のランタンを持って入場、聖火を小池知事に託しました。田口さんはパラリンピックに3大会連続出場した東京2020聖火リレー公式アンバサダー。田口さんは「オリンピックスタジアムに、ランナーだけではなく、周りの方々の様々な思いが込められた聖火がスタジアムにともるのを楽しみにしています」と話しました。

都内第一ランナーはスポーツ解説者で元プロテニス選手の松岡修三さん。「この聖火に『ありがとう』と言いたいです。オリンピックが1年延期され、心が途切れそうになっても、この聖火は諦めなかった。困難な状況の中で、世界中の皆さんが、日本中の皆さんが聖火に思いを乗せて次へ次へとつなげていたからこそ今ここにある。この状況下でやって来る全アスリートに対して本気で応援したいです。その思いを炎に託し、つなげていきます」と熱い想いを語ってくれました。

小池都知事が東京2020聖火リレー公式アンバサダーの田口亜希さん(中央)から聖火のランタンを受取りました。

コロナに負けない笑顔で聖火をつないだセレモニー

聖火のランタンは松岡さんの手で、町田にある会場”町田シバヒロ”へ移され、午後からランナーによる点火セレモニーが行われました。

世田谷区の保坂区長は「聖火のお披露目式があった駒沢オリンピック記念公園は1964年オリンピックで日本の女子バレーが金メダルを獲得した記念すべき場所。本日聖火ランナーの皆さんが笑顔でトーチの聖火をつないでいく姿が発信され、希望の光として、世田谷発全国へ平和の祭典・多文化共生の祭典としてスタートを切ることを心から願っています」とあいさつ。保坂区長から都内第一ランナー松岡さんのトーチに点火されました。

我ら世田谷区民の聖火ランナー!

世田谷区の番がくると、世田谷区民の聖火ランナーの皆さんは、笑顔で、聖火をトーチキス。聖火ランナーの皆さんが思い思いのポーズ、会場はたくさんの笑顔であふれました。

保坂区長から都内第一ランナー松岡修三さんのトーチに点火

左は田渕さん、右は齋藤さん

左は福井さん、右は藤原さん

中央は本澤さん

 

左は岡田さん、右は窪田さん

中央は森山さん、右は三輪さん

左は仲川さん、曾祖父の門馬さんは東京1964オリンピックで雨が降っても風が吹いても炎が消えないトーチの製造に携わった人。右は三輪さん

左)大野さん